健康スポーツ科学科では、健康問題をはじめとした、少子高齢化・人口減少社会におけるさまざまな課題について、スポーツを通じた解決策を探ります。機能的、社会・文化的な側面から健康スポーツ科学を学び、科学的思考を伴った専門的知識と技術を修得。健康づくり、アスリートのパフォーマンス向上、そしてQOL(Quality of Life=生活の質)向上に貢献できる人材を目指します。
近年、スポーツはその概念と多様性を広げ、社会における役割・あり方を変化させています。本学科では特に、スポーツを「みる」「する」「ささえる」人として社会に貢献し、スポーツの持つ可能性を広げていく人財に必要な専門的な知識・技能を身につけます。
健康スポーツ科学科が置かれる赤羽台キャンパスは「都市型健康スポーツ系大学」の拠点として、充実したスポーツ施設・設備を備えたキャンパスです。2023年新設の体育館棟には、競技用アリーナをはじめ、教育研究用トレーニングルーム、コンディショニングルームなどを設置。
スポーツの実践と、高度な学習・研究を行うための環境を整えています。
健康スポーツ科学科では「ヒューマン・ボディ・サイエンス」「コミュニティ健康スポーツ」「学校保健・スポーツ教育」「健康・スポーツ文化」「アスレティック・コンディショニング」「コーチング」「スポーツ情報」「スポーツビジネス」の8つのテーマから「ユニット」を構成し、PBL(課題解決型学習)を展開します。
「ユニット」はそれぞれの専門分野に紐づく科目・学習内容のまとまりで、スポーツを様々な視点から多角的に学修を深めることができるカリキュラムを用意しています。
例えば、少子高齢化、多様化といった社会の変化に伴って、スポーツのあり方もまた変わりつつあります。介護予防活動など高齢者の健康づくり、子どもの健康と成長を支えるスポーツの指導、あるいは障がい者スポーツといった視点から、社会におけるスポーツの役割と可能性について考えます。
また今日、スポーツは世界的にも注目されるビジネスコンテンツとなっています。スポーツの産業化(ビジネス化)について学び、日本のスポーツビジネスの可能性を考えてみます。
中学校教諭一種(保健体育)(保健)/高等学校教諭一種(保健体育)(保健)/養護教諭一種/小学校教諭二種※他大学との連携により取得可能
/公認スポーツ指導者/初級パラスポーツ指導員/レクリエーション・インストラクター/第一種衛生管理者/健康運動指導士/トレーニング指導者/GFI(グループエクササイズフィットネスインストラクター)※学内における養成講座および実技検定を受けることで1年間実技試験免除 等