例年なら、お盆過ぎ開始、9月前には終了しているのですが、トラクターの故障等で先日やっと終わりました!! 遅くなった分、今年の2番牧草は量が有る気がします。嫌になるくらい(笑)。
今年は1番草も含め少し量が多い気がします。・・・と言っても前年との比較しようがありませんよね。というわけで、今年から何らかの方法で図ろうと思いたちました。収穫前にはトラックスケール購入も考えましたが、トラックスケールって高い!! 200万円位します。それに、価格以外の懸念も・・・。
まず、全台数の計測で全体の作業遅延の懸念がありました。計測時は止まる必要は無く、低速通過が可能でしたが、流石に全台数となると・・・。
それに、自社保有農地不足を借地によって賄っていますので、草種・水分含量の違いが著しいです。バンカーサイロで押していても、実感できる位ですから。水分含量でも随分変わりますからね。
それらを考慮に入れて、今年に関しては台数を数える事にしました。もちろん精度が低い事は織り込み済みでしたが、実行して得るものもあると思ったので。また案外、質量(ガサ)で見るというのも大切だと思ったからです。エサ調整作業の担当者さんはバンカーサイロの変わり目で、同じ重量作っても余る・不足するなんて経験あるんじゃないでしょうか? そんな時に目検討のガサを入れると案外丁度いいなんて事有ったりしません?
まず、このデータは2ha以下の畑は入っていません。小さい畑でも1台とカウントされて、突出して収量がある様になってしまうと思ったからです。さらに今回は便宜上1番と2番の台数を単純合計しています。先ほどの質量(ガサ)の重要さを鑑みました。畑番号の17,20(これらは小さい畑で一続きだったので一緒にしました。)・12・33は去年更新した圃場ですね。よく「更新したばかりの畑は1年目は収量は低い」なんて言いませんか? 今年に関しては新しい牧草地は豊作だったですね。もしかしたら更新地が低収量だというのは酪農家の思い込みかもしれません。
今年の結果はこの様になったのですが、継続していくことが大切だと思ってます。
その為には工夫もしないといけません。今年の収穫総台数と圃場毎の台数はわかるのですから、それぞれの圃場が全体の何%に当たるのか計算しておこうと思ってます。色々問題はあるのでしょうが、調べてみてわかった事を大切に継続した取り組みをしていきたいと思います。
(浅野正慶)