プロセスガイドの流れに沿って処理することで、新点の座標を取得することができる
基線解析まで実行すれば、最短で座標を取得できる
座標取得までのフローは以下のようになる
同じ場所で再び観測する場合は以下のようなフローになり、観測計画を立てて観測すれば、座標の精度がわかる
GNSS受信機やハードディスクから観測データをダウンロードする
*基線解析
観測点間の幾何学的な位置関係を決める作業を基線解析と言います。(GNSS-Proヘルプ)
基線解析とは干渉測位法において、受信・記録されたデータをもとに、基線の長さと方向を決定する作業である。
*点検計算
正しく観測が行われた事を確認する為に点検計算を行います。(GNSS-Proヘルプ)
まず,点検計算ってどういうものかというと,再測が必要かどうか現地で判断する計算のことです。
選定したすべての点検路線について,水平位置と標高の閉合差(既知点間を結合した差)や標準偏差を計算して,許容範囲内に収まっていればOK,収まっていなければ再測です。
1か月で間に合わせる!測量士補ミニ講座⑤多角計算/点検計算/成果等の整理 | 中山祐介の「合格」ブログ 土地家屋調査士・測量士補・測量士 (ameblo.jp)
とのこと
*偏心計算
電波障害や上空の視界障害などの理由で、GPS・GLONASS受信機による観測が行えない場合、その点を偏心させて観測することが出来ます。(GNSS-Proヘルプ)
障害物があり、直接観測点が見えない時に機械を三角点から少し離れた位置に据え、
見通しを良くして観測する方法である。そして、偏心点Bで得られた観測角をA点で
観測した時の角度に補正する計算を帰心計算という。
偏心角や高度角を入力すると、偏心結果と移動量がわかるとのこと
※多分いらない?
仮定三次元網平均計算のこと
網平均は「もうへいきん」と読む
GPS測量等で得られた観測点間の基線ベクトルの点検のため,観測点のうちの1点の座標値を固定して行う三次元網平均計算.計算に用いた複数の基線ベクトル間に矛盾があれば検出できる.(「測量用語辞典 測量用語辞典編集委員会 編」)
仮定網は与点の整合を見るためのものです。公共測量ではTSの場合は規定されていませんが、基本測量では三角測量や水準測量でも行いますよ。
GPSの場合、一点固定の仮定網は常に行うように規定されています。
仮定網において異常が検出された与点は新点扱いにして次の実用網(原則全与点を固定する)を行うことになっています。
基準点成果は常に実用網の結果です。