スタティックに比べて精度は劣るが、すぐに座標を取得できる観測方法がキネマティック法である
「キネマティック」は「動く」というギリシャ語が由来とのこと
DGPSとRTKって違うんですか?その3 | 計測器・測定器レンタルのレックス (rex-rental.jp)
------------------------------
キネマテック測量とは、基準点に基準局GPSを設置し、もう1機のGPSで連続しながら計測していく方法である。測位の原理は、短い観測時間でGPSの搬送波の位相による測量を行う方法である。この方法は短い観測時間で効率的な測量が可能であるが、その反面高いPDOP、マルチパス、そして衛星の受信中断の影響を受けやすくなっている。
------------------------------
キネマティック測位
移動観測。1分以上の観測が必要
さまざまな測位方式とその精度 | マゼランシステムズジャパン株式会社|cm級の高精度衛星測位技術で世界を変えます (magellan.jp)
------------------------------
キネマティック法とは、図のように GNSS 受信機の1台を固定点に据付け(固定局)、他の1台を用いて他の観測点を移動(移動局)しながら、固定点と観測点の相対位置(基線ベクトル)を求める方法である。1分以上の順次観測を行う方法である。
<4D6963726F736F667420576F7264202D203032474E535382F0977082A282BD8CBB926E91AA97CA> (kinomise.com)
------------------------------
キネマティック測量は、移動しながら測点を取得出来るもので,主に地形測量などに使われている.静止測量や高速静止測量に比べて精度は劣るが、観測中の移動が可能なため、測点の取得が効率良く行える。
またある一定の距離を移動すると、その場で止まり、1分~2分測点を観測することが可能である(ストップ・アンド・ゴー)