※使用する機材についてはこちら(観測に必要なもの)
GNSS統合観測を使用する前に、観測機器の設置を行う
まずは三脚を観測点に設置する
1. 三脚の設置
①ベルトを外して三脚の脚にあるネジを回し、自分の目線の高さ程まで脚を伸ばす
②脚を伸ばしたら、観測点に設置
③脚の先を踏んで固定する
④三脚を設置したら、三脚の頭についている蓋を外す
2. 機材の装着と据付
最初に水準器を三脚に装着する
①プリズムアダプターが装着された水準器を三脚に据え付け、三脚の頭にあるネジを回して固定する
※三脚の頭の形に合わせて水準器を置くと落ちにくく安定する
②水準器を固定したら、位置と傾きを調整する
(1)プリズムアダプターにあるレンズを覗き、照準を観測点の中心に合わせる
(2)水準器とプリズムアダプターにある気泡が中央に配置されるように、水準ネジの回転と三脚の伸縮で調整する
※水準点を回すと照準も動いてしまうため、水準器本体をズラしたり、三脚を調整したりして気泡を中央に移動させる
3. HiPerSRの装着
傾きを調整して水平に設置できたらHiPerSRを装着する
HiPerSRを装着させるにはプリズムスペーサーとプラグが必要になる
①プラグとプリズムスペーサーを接続させる
どちらかを右回しして締めていく
②締まりきったらHiPerSR本体の裏側にプリズムスペーサーを挿して回す
この間にメジャーフックを挟んで、アンテナ高を測れるようにする
※本体よりはプリズムスペーサーを回した方がよい
これでプリズムアダプターに装着できるようになる
③組み立てたHiPerSRをプリズムアダプターに装着し、LED表示部が真北を向くようにプリズムスペーサーで回転させる
④真北に向けたら、プリズムアダプターのレンズの反対側にあるネジでプラグを固定する
以上でHiPerSRの据付は完了になる
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