KeTCindy

TeX文書に図版(図形や関数のグラフ)を入れるのは,これまで結構面倒な作業でした。KeTCindyは,Cinderellaを使って図形を描き、 Scilab経由でTeXファイルを作るためのシステムです。Cinderellaを使うことにより,インタラクティブに簡単な作業で図版ができるようになりました。関数の増減表のような表も簡単に作ることができます。
 KeTCindyは,MacOS,Windows,Linux のいずれでも使うことができます。

更新情報

2017年
・4月4日  作図例,平面図形の円の共通接線を更新。
・3月21日 作図例に論理回路を追加
2016年
・12月12日 KeTCindyCalc のページを作成・整備。
・11月25日 KeTCindy Tools に円グラフを追加。
・9月6日 「作図例」のページに 円に関する鏡映(反転)を追加。
・4月8日 「準備」のページのSetupguideを更新。
・4月6日 行列計算機を作図例のページからKeTCindyToolsのページに移動。マニュアルを改訂。
      放物線と直線の図をツールとしてKeTCindyToolsのページに掲載。
・4月4日 「作図例」ー「微分積分」ー「増減表」のページを改訂。改訂版 zougen.cdyをアップロード
       KeTCindyToolsのページ新設。
・4月3日 「準備」のページにセットアップガイドをアップロード
・3月31日 「準備」のページを再度改訂。「KeTCindyの仕組み」などのページを改訂
・3月28日 「準備」のページを改訂。
・3月17日 「TeX最初の一歩」を「TeX入門」と改め,ページを更新しました。ユニコードが使えるようにする設定を追加。
2015年
・9月19日 作図例の微分積分,増減表を更新しました。あわせて,増減表の作成ツールをアップロードしました。
・9月14日 「KETCindyの仕組み」ページ新設。「TeX最初の一歩」「TeX作成の自動化」のページ改訂。
・9月9日 マニュアルを更新しました。準備のページです。
・9月3日 作図例のページに,ケプラーの第2法則の図を載せました。
・8月20日 TeX作成の自動化 のページを更新しました。作図からTeXファイル作成までの手順が大幅に改善されます。
・8月18日 作図例のページに,簡単に作表ができるツールを掲載しました。
・8月10日 「準備」のページに,最新のライブラリとレファレンスマニュアルをアップロードしました。「準備」ページの中身も書き換えています


ちょっとした歴史

 2010年9月中旬に、Cinderellaのプログラミング言語CindyScript でテキスト書き出しができるようになりました。
 同年10月、阿原一志氏がDyGeom TeX化支援ツールを開発し、Mathematica と KeTpic を用いて、図版のTeXファイルを作成することができるようになりました。KeTpicは、Maple,Mathematica,MaximaなどのCASのマクロパッケージで、CASの出力図をTpic形式に 変換し、LaTeXのpicture環境に埋め込んだファイルを出力するものです。しかし、DyGeom はその後開発が止まっていました。
 2014年9月、Cinderellaの開発者の一人であるコルテンカンプ氏の来日を契機として、CinderellaからScilab用のファイルを書き出すスクリプト「ketcindylib」の開発が始まりました。現在、高遠節夫氏を中心とするグループで開発中ですが、すでに第1版として、利用できる状態になっています。DyGeomと異なるのは、フリーソフトのScilab を使うという点です。ScilabとKeTpicを用いたTeX用のファイルの作成方法については、イーテキスト研究所から「KETpicで楽々TEXグラフ」という本が出版されています。


TeXを使わない人にも恩恵

 普段ワープロで文書を書いていて、TeXは使わない、という人にもKeTCindyはおすすめです。TeX2imgというソフトを使えば、作成した図を簡単に画像化できます。これをワープロに貼り込めばきれいな図版ができるわけです。貼りこむときにサイズが自由に変えられるのも画像化の利点です。その方法は「図を画像ファイルにする」にまとめました。

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