長津江水電株式會社 長津江第三發電所
~事業紹介~
長津江第三發電所は第二發電所放水流と海面までの落差を利用し、発電を行うものである。途中、副取水により一時的な渇水対策とされている。又、第一、第二發電所と同様に使用機器は全て国産品を使用している
長津江第三發電所
長津江第二發電所より放水流を第三發電所取水口へ連絡
長津江第三發電所 全景を望む
長津江第三發電所 サージタンクを望む
長津江第三發電所 建屋及び所内變電所を望む
長津江第三發電所 発電室を望む
~感想~
長津第三發電所は現状の様子をみると、日本人による設計であるのが見た感じでわかります。将軍様による建設ならば、もう少し渋い發電所になるのですが、広めの発電室、二階構造になる第一変電室、などなど日本の發電所とあまり変わらないので、戦時中に建設されたのではないかと思います。
見た目では有効落差は100m前後で、出力からしても間違いないかと思います。また併設する所内變電所は岐谷の送電線に連絡されており、今も送電網はそのまま利用されているのがよくわかりますね。
平成30年4月8日 執筆