A 入力バー
GeoGebraには画面下部に「入力バー」があり,コマンドやオブジェクトをここで入力します。概要は,「GeoGebra日本」の「GeoGebra応用」-「A 入力バー」の項目に書かれています。
なお,入力バーで使うコマンドについては,「04 実例」ー「D01 コマンドと関数」も参照してください。
Cinderellaでも,スクリプトメニューで「Command line」を選ぶと,画面下部にコマンドラインができますが,ここでできることはCindyscriptエディタで行えるので,あまり使わないかもしれません。
入力バーでは,座標を与えて点をとったり,方程式を書いて曲線を表示したりすることができます。Cinderellaでは,Cindyscript で同様のことを行います。
Cindyscript は関数型のプログラミング言語で,プログラムエディタ(Cindyscriptエディタ)が別ウィンドウで開き,効率のよいプログラミングができるようになっています。
Cindyscriptエディタは,「スクリプト」メニューの「Cindyscript」で開きます。ショートカットキーは Ctrl+9 (Command+9)です。
画面左に並んでいるものを「スロット」といいます。スクリプトの実行タイミングで分類します。よく使うのは次のものです。
・Draw もっともよく使うもので,Cinderellaの描画面に変化が起きるとその都度実行されます。
・Initialization プログラムを実行するときにはじめに一度だけ実行されます。
初期設定をここで行ったり,ユーザー定義関数をここで定義します。
・Timer Tick アニメーションを行うときに,ここで内部時計を取得します。
・Simulation Start アニメーションのプレイボタンを押すと実行されます。
・Simulation Stop アニメーションのストップボタンを押すと実行されます。
・Mouse Click マウスをクリックすると実行されます。
・Key Typed キーボードを打つと実行されます。
Cindyscriptについて,詳しくは「Cindyscript基礎と応用」のサイトをごらんください。