D オブジェクトの選択

オブジェクト(幾何要素)を選択するときは,GeoGebraでは「移動」ツール,Cinderellaでは「要素を動かす」ツール」をクリックして,動かすモードにしておきます。

クリックして選択

目的のオブジェクトをクリックします。

複数のオブジェクトの選択

GeoGebra : 次々に右クリック(Mac: Ctrl-クリック)します。

Cinderella : Shiftキーを押したまま次々にクリックします。

すべての要素を選択するには,いずれも Ctrl+A(Command+A) で選択ができます。

領域選択

GeoGebraは右ボタンで,Cinderellaは左ボタンで,画面上をドラッグすると矩形が描かれ、その中のオブジェクトをまとめて選択できます。

Cinderellaでは,インスペクタでこの機能を無効にすることができます。

数式ビュー/式による表示で選択

GeoGebraでは左に数式ビューがあり,オブジェクトのリストが出ています。Cinderellaでは,「表示」メニューから「式による表示」を選ぶと,別ウィンドウでオブジェクトのリストが表示されます。このなかから目的のものをクリックします。

GeoGebraではCtrl(Mac:Command)-クリック,CinderellaではShift+クリックで複数のオブジェクトが選択できます。

また,GeoGebraでは,「移動」以外のツールで数式ビューをクリックすると、そのツールに必要なオブジェクトを選択したことになります。例えば、「直線」ツールを選んでいるときに、数式ビューの2つの点をクリックすると、その2点を通る直線が作図されます。Cinderellaにはこの機能はありません。

ツールで選択

Cinderellaには,「すべてを選択する」「すべての点を選択する」「すべての線分を選択する」という3つのツールがあります。

オブジェクトを選択してできること

オブジェクトを選択すると、ドラッグすることで移動したり、削除したりできます。複数のオブジェクトを選択していれば、まとめて移動したり削除したり,鏡映などを一斉に操作したりできます。

GeoGebraでは,オブジェクトを選択した状態で右クリックすると、プロパティダイアログが開きます。複数のオブジェクトが選択されていれば,プロパティを一斉に設定できます。

Cinderellaでは Ctrl+I でインスペクタが開き,同様のことができます。