G オブジェクトのラベル
識別名とラベル
オブジェクトをコントロールするには,オブジェクトを識別する必要があります。また,画面上にはオブジェクトの名前が表示されています。この2つは別々に管理されています。点や線では作図時点ではこの2つは同じ名称ですが,GeoGebraではプロパティ,Cinderellaではインスペクタで変えることができます。
また,呼び方も両者で異なります。
つまり,「ラベル」とは,正確には,オブジェクトを画面に表示するときの名称なのです。
このことを端的に示すのが,GeoGebraではプロパティダイアログ(プレファレンス),Cinderellaではインスペクタの「要素の情報」です。
GeoGebra Cinderella
GeoGebraでは上図のように,プレファレンスで,ラベルの表示を「名前」「名前と値」「値」「見出し」の中から選ぶことができます。Cinderellaでは,ラベルとして表示されるのはその名の通りラベルだけです。
また,どちらも,見出し/ラベルだけでなく,名前/識別名に漢字を使うこともできます。
なお,GeoGebraでは,プロパティ(プレファレンス)でなく,オブジェクトを右クリックして開くコンテキストメニューでも名前を変更することができます。
ラベルの表示/非表示
GeoGebraでは,コンテキストメニュー,ラベルの表示/非表示ツール,プレファレンスなどで表示/非表示を切替えられます。
Cinderellaでは,インスペクタの「表示方法」で切替えます。