D02 2項間漸化式

2項間漸化式で定義された数列の一般項(第n項)を求めます。

といってもん,数式処理で一般項を求めるわけではありません。

初項が与えられているので,そこから第2項,第3項,・・・ と順に求めていくだけです。

2項間漸化式にはいろいろなタイプがありますが,第(n+1)項が第n項とnの式で表されていればどれでも同じです。

たとえば,初項が3,漸化式が an+1=an+(-2)^n のとき

seq=[3]; // 初項だけ入ったリストを用意

m=10; // 第10項まで

repeat(m-1,n, // m-1回繰り返す。n=1,2,・・・,m-1 となる

a=seq_(-1); // リストの最後の要素 つまり an

b=a+(-2)^n; // 漸化式の形

seq=append(seq,b); // 求めた数をリストに追加

);

結果は,println(seq) とすれば,コンソールに [3,1,5,-3,13,-19,45,-83,173,-339] と表示されます。