D 図形のコピー

Cinderellaでは,作図した図形要素を選択して,Ctrl+C,Ctrl+V (⌘+C,⌘+V)でコピー アンド ペーストができます。コピーした点の大きさや線分の属性などはまとめて変更することができます。

次の6つの図を作ります。

空間図形ですが,平行投影なので,そのまま平面上に描けばよいでしょう。

「線分を加える」ツールで直方体を描きます。

線分のラベルが煩わしいので,「すべての直線を選択する」ツールで選択し,インスペクタを開いてラベルを非表示にしておきます。

ウィンドウを少し広げて,図が6つ入るようにしておきます。

「すべてを選択する」ツールで全体を選択し,Ctrl+C , Ctrl+V で,すぐ近くにコピーされた図ができます。元の図形は選択状態が解除されて,こちらはすべてが選択されている状態です。

動かすモードにして,選択されている要素のどれかをドラッグして適当な位置に移動します。うっかり描画面のどこかをクリックするなどして選択状態が解除されてしまったら,やり直しボタンで戻りましょう。

移動できたら,そのまま Ctrl+Vで元の図の近くにペーストされますのでこれを移動します。

このようにして,Ctrl+V,移動 で次々に複製を作っていきます。

次に,「線分を加える」ツールを使って,それぞれの図で対角線を引いていきます。点のラベルが煩わしいので,インスペクタで非表示にしておきましょう。

対角線の交点も作図してしまって構いません。

あとはインスペクタでの作業です。

「すべてを選択する」ツールですべてを選択し,色を黒にし,レベルを非表示にし,点の大きさを小さくします。ここまで,全部まとめてできます。

次に,対角線だけ破線にします。

いったん,画面上のどこかをクリックして選択状態を解除し,「表示」メニューから「式による表示」を選びます。

Shiftキーを押したままクリックして対角線だけ次々に選んでいきます。別なものを選んだらもう一度クリックすれば戻ります。

選択できたら,「特別な表示方法」で線種を破線にします。

これでできあがり。

あとは背景を白にして,背景の座標軸と方眼を消し,画像に書き出します。