この御時勢ですので、今まで以上に実践的なインターネット防災訓練を考えてみましょう。
1)IX障害系
IXと落としてみれば良いじゃんという話しもありますが、ちょっと過激すぎ。過激すぎて机上検討だけに終わるシナリオはよろしくない。
2)運用者支援系
普段他の業務をしている運用者が支援にきて、役に立つのか。ドキュメントや手順の標準化などがキーかな。インフルエンザなどのパンデミックが原因もありうる。
3)衛星バックボーン切り替え
WINSのシナリオでありましたねぇ。WINDSでは多地点の接続は効率が悪いけどP2Pだと622Mbpsだか確保できる点を活用したもの。今時622Mbpsでバックボーンの変わりになるのかという話はあるが、真面目に検討する価値がある、
4)バックボーン相互乗り入れ
他社のボーントラフィックのトランジットが出来るのか?結構、地方拠点て同じところに収容しているから落ちるときは全部落ちるのかな?L2バックボーンならVLAN切れば簡単?
5)キャッシュサーバーの緊急展開
回線が細くなった先に、緊急的に大容量のキャッシュサーバーを設置する。電源の確保が難しいかなぁ。ただ、災害時の通信はかなり同じコンテンツをアクセスすると思われるので、キャッシュは効きそう。
6)自動アップデートの偽装サーバー
回線が細いときに、自動update系が走って回線を埋めてしまう問題がある。災害時だけ、偽装サーバーに誘導してupdate動作をさせない仕組みが必要。