災害時の通信環境を色々考える日々であります。
今日思いついたのは、風船・バルーン・気球による通信の中継装置。無線で容量がある通信をするには高い周波数の電波を使う必要がありますが、周波数が高いと見通し距離しか飛びません。逆に広い範囲が見通せる場所に中継器を設置すれば、端末側の設備はかんたんでも結構高度な通信ができるのです。
で、無人の気球による中継機を災害時に空高く上げればよいのではないかと思いつくのです。
検索してみると関連する試みがいろいえお見つかります。
一時期話題になった高層圏まで上げる気球、そのごどうなったのでしょう?
http://www.spacedata.net/skysite.html
アマチュア無線のアンテナをバルーンで
中継ではありませんが、無線の長いアンテナをバルーンで伸ばす。面白い。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/JH1GVY/balloon-ant.html
コンサートなどで使われる撮影用気球
これは面白そう。でも撮影のときはそれほど高度上げないですよねぇ。
http://www.skyship.jp/Kytoon.html
熱気球による、係留型体験
大柄の気球を使えば440kgも持ち上げることができるそうですが、風に流されない係留型の場合は30mほどの高度が一般的なので。通信の中継には低すぎます。
http://homepage3.nifty.com/creo21/keiryuu.htm
アドバルーン2.2m二日間で8万円くらいらしい。
ヘリウムの浮力
大きさは1.8×0.8×0.6m、体積は0.96立米、最大積載重量は600gで
係留は釣り糸?この重さも大きな問題。
IC-DPR5は標準バッテリーで265g。シンプレックスレピーターや拡張バッテリーの使用を考えても500gでいけるか?