通常版 92mm x 120mm x 21mm
DX版 110mm x 165mm x 30mm
200g(見込み)
ー内容物ー
オラクルカード 36枚
カードサイズ 80x120mm
得点カード 4枚
ルール
ハンドブック(40p)、ガイド
※DX版のみ
ミャオ・オラクル
Meow Oracle
カードゲーム、占い(オラクルカード)
プレイ人数 2~4人
プレイ時間 20分
推奨年齢 8歳以上
DX 2,500円(税抜き)
通常 1,800円(税抜き)
ゲームデザイン
田邉顕一
アート
猫屋芳樹堂
発売日
2023年11月03日 ねこばっか+ワン Vol.8
2023年12月09日 ゲームマーケット2023秋
順番にカードを配る役を交代しながら、上手くカードを並べよう。
手番が来たらカードを3枚公開し、それらを、自分、次のプレイヤー、その次のプレイヤーに1枚ずつ配ります。
配られたカードは3x3のいずれかに並べましょう。
すでに表向いて置かれたカードは、移動できず、上からカードを重ねることもできません。
こうして、9枚並べ切ったら得点計算です。
昇順に並んだカードの枚数、および同じ色のカードが3枚並んだラインで得点を得ます。
それらの得点(ラウンドポイント)を両横の隣と比べ、高ければ、1人につき1点を得ます。
合計3点を得たら勝利です。
ポイント1
大判のきれいなカードを並べます。
切り絵で作成されたきれいなイラストを並べて、ゲームを楽しめます。
ポイント2
カードは「オラクルカード」としても作られており、このカードを使って占いを行うことも可能です。
ポイント3
イラストレーター様作成のデラックス版もあり、そちらは追加で占い用のカードの意味の詳細を示した冊子などが付属しています。
通常版も簡単なカードの意味の一覧を付属しました。通常盤のみで簡単な占いも可能です。
ミャオ・オラクルDXについて
数量限定で、DX版があります。
イラストを担当いただいた猫屋芳樹堂様とのコラボで、本体に猫屋芳樹堂様の冊子が付属します。※というか冊子にゲームが付属するんですが(デザイナーズノートを参照ください。)
違いは、箱サイズのほか、冊子、占いガイド、紹介カードが付属します。
こちらは主に、猫屋芳樹堂様からの販売となります。展示会や個展のほか、ギャラリー様にて購入が可能です。
Instagram: 猫屋芳樹堂 様
大判のきれいなカードを並べます。
切り絵で作成されたきれいなイラストを並べて、ゲームを楽しめます。
デザイナーズノート
割と嵐のように来た話でした。
確か2023年の夏ごろだったと思うのですが、「オラクルカードを作りたいんですが、ルールも作れませんか?」って感じのメールが、猫屋芳樹堂さまから送られてきたのがスタートです。
個人的に、昔、タロットが好きなこともあって、オラクルカード自体の存在は知っていたし、ちょいちょい目につくなー、ぐらいで見てたんです。だってイラストがよかったんだもの。
そんな訳で、まず「オラクルカード」って何? というところから調べます。
調べてると、なんとめちゃめちゃ新しい商品(1990年ぐらい)?で、占いにも使えるカード、名前の通り神託カードってことでした。
占い方は簡単。1枚めくるだけです。
タロットにあるようにいろいろな並べ方で様々なことを占う、というよりは、1枚からのインスピレーションを大事にする、みたいな感じです。
またオラクルカードにはそれぞれ方向性が限られてあって、恋愛占い専用デッキとか、探し物専用とかあるみたい。
さて、正体がわかったところで、ゲーム作りです。
自分の周りのゲームデザイナーが集まって、毎月テストプレイやってるんですが、その中でテストプレイして、「割と可能性があるかも」というデザインの中から探します。というか、ほかの人のは出すのが決まっているので、主に自分のストックからなのですが。
今回はその中から以下の条件にあるものを探しました。
1.イラストレーター様からの依頼のため、「初めてゲームをする人」でも遊べること。
2.イラストがメインなので、できるだけ手札に持たず、テーブルに並べること。
3.得点計算が簡単なもの。
4.可能なら、1回目お試しプレイ、2回目も遊べること。
そんな感じで、自分のメモの束をひっくり返した結果、今回のゲームとなりました。(端折る
さすがに端折りすぎなので、もう少し説明すると、カードを並べるゲームの部分があり、別のところで、カードを配るシステムが進行中であったので、それらを合わせることにしました。
また、神託ということで、「授ける」ことができないかなーって、ことで、今回のシステムとも合っているなと思って採用しています。
まー、本音を言うと、「そんなとこまで気づく人、おらんやろー」という感じですが、最終的にうまくまとまったんじゃないかなぁ。きっと。
実際、カードを並べるシステムの方では、カードの配り方部分で躓いていたこともあって、提案を受けてよかったなー、という面もあります。
ちなみにちょっと変わったカード構成は、「私のアイデア」ではありません。イラストレーター様から初期から決まっていたものです。
制限きっついw
でもそれを生かせたような配置になったんじゃなかろうか。
余談ですが、私はこの手のゲームはめちゃめちゃ弱いです。なんでか、可能性の低い方に賭けちゃいがち。w
でもうまく行ったときはめっちゃうれしいので、そっちに賭けちゃう。(あかんやつ