トゥーアンリミテッド 遊び方

『トゥーアンリミテッド』は3~6人で遊べるカードゲームです。

トランプの「大富豪」を知っていればすぐに遊べますが、カードはトランプではなく、専用のカードセットとチップを使います。

遊んでみると「これ、大富豪か?」 という感想ばかり出てくる、マネジメントカードゲームです。

まずはプレイ風景です。これで雰囲気を掴んでください。

左下が使われたカードです。裏向きのカードは各プレイヤーの手札ですね。

カードは手札から自分の前に出しますが、チップが乗ってますね。さて、説明!

箱を開けるとざっとこれだけのものが入っています。カードとチップとマニュアル2冊。2冊?

そう、このゲームにさっと始めることが出来る「かんたんルール」が付属します。こまけぇことはいいんだよっ!(という漫画のネタ) っていう方はこちらを見て、まず遊んでみましょう。

カードの女性が気になる?(テーマあるの?)っていう場合はルールを見てくださいねー(女性に意味があります)

ちょっと寄り道。こんな感じです。タロットカードなんですね。はい。

本筋に戻って来て、かんたんルールを広げます。読む順番の通り、読んでいけばOKです。私がインスト(ルール説明)する時も使います。便利!

まずは中身の説明!

カードとチップです。カードは2色でちょっと変わった構成です。

文字が少し小さいですが、そう、基本的には大富豪です。大富豪が分からない? なら、冊子のルールに戻りましょう。

とはいえざっくり説明すると、最初に手札が配られて、それをいち早くすべて出し切ることが目的です。ゲーマー用語では「ゴーアウト系(手札無くす系)」って言われています。

同じ数字のカードは一緒に出せるところに特徴があって、最初に出した人と同じカード枚数ずつ出す必要があります。出せない(出したくない)ならパスして、全員がパスしたら、出されたカードは横によけて、最後に残った人が改めて好きなカードを出します。もちろん、同じ数字のセットでも構いません。

一気に3枚や4枚出せるのが楽しいです。

大富豪を知ってる方向けですが、同じカードのセットを出せるのは一緒ですが、それ以外のルール(シークエンス(階段)や8切り等のルールはありません。カードも配りきりです。

ここからが大富豪との大きな違いです。

赤いカードはチップを引き取ることによって、1枚に付き、+1ずつ変えることが出来ます。

ルールの記載にあるように、12のカードに1枚チップを引き取ると、13、2枚だと14という感じに変えることが出来ます。

これは各カードごとに行い、別々の数字をチップを引き取ることによって、同じ数字のセットとして扱えます。

何枚でも引き取れますので、数字は無限大です!(だからアンリミテッドです)

とりあえず、『引き取る』というのは、中央にあるチップの山から、手元に置く、ということだけ押さえてください。

次に黄色いカードです。

こちらは赤いカードのようにチップを引き取れますが、~倍、という感じで増えます。

計算がややこしいように見えますが、『カードの数字』×『カード+チップの枚数』 って覚えると簡単な掛け算でできます。

ルールの例だと、6、6×2=12、6×3=18、6×4=24 という風になります。

こちらも何枚引き取ってもOKです。

ということで応用編です。

前のプレイヤーが4を2枚出しています。2枚、同じ数字のセットじゃないと出せません。

手札は一番下の薄黄色のエリアにあります。この場合、いろんなパターンで出せますね?(写真のルールを見てください)

(左から)

1.チップを2枚引き取って、6を2枚!

2.チップを3枚引き取って、5を2枚!

3.チップを2枚引き取って、16を2枚!

4.チップを5枚引き取って、24を2枚!

ここで謎の文言が出てきます。

『パスしてチップを2枚減らそう』

そうです、思い出してください。最初の説明で、

『手元にある物をすべて無くしましょう』

と書かれています。先ほどから「引き取っている」チップを捨てなければなりません。捨てるには「パス」すればいいのです。カードは出せませんが、チップが2枚捨てれます。

チップを持っていては勝てないんですね!

チップとカードをすべて手元から無くした時、勝利できるのです!

最後に細かいお話をちょこっとだけ。その中でもさらに重要なものだけをピックアップすると、

1.スタートプレイヤーは写真の2のカードを持っているプレイヤーからです。

2.パスをしても新たに手番が回ってきます。その時にはカードを出すことだってできます。戦略的なパスが出来ちゃいます。

カードを出したプレイヤー以外が連続で全員パスすれば、出されたカードは捨て札となって、新たに最後にカードを出したプレイヤーから好きなカードが出せます。

3.手札が無い時に、手番が回ってきたら、パスだけしてチップを捨てます。スタートプレイヤーの時も一緒です。その場合、次のプレイヤーが好きなカードを出せます。

さあ、ルールはこれだけです。カードをさっと配り切ったらスタートプレイヤーも自動的に決まってすぐに始めることが出来ます。

チップは手元から使って数字を変えるんじゃなくて(よく誤解される)、場から取って数字を変えれるんですよ。引き取ったチップはパスしたら捨てることが出来ますよー。

このゲームにはバリアントが4つ付いています。

人数や遊ぶ回数によって自由に導入してください。最初に「大富豪の特殊ルールはありません」と言いましたが、その辺りを自由に取り入れてもいいかもしれません。

大富豪は終わりのない、ずっと遊んでしまうゲームですが、得点ルールを入れて遊ぶことも出来るようにしました。

順位点がそのままつきます。これを入れる時は、都落ち(トップが連続でトップを取れなかったら自動的に最下位になる)ルールは入れるようにしてくださいね。

では、『大富豪』のようで、『大富豪ではない』ゲーム、存分の楽しんで頂ければと思います。

ほら、やってみないと分からないでしょう? 是非遊んでみましょう!

※上部メニューの『お取り扱い店舗』から購入できます。

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