70mm x 110mm x 22mm

100g(予定)

追加統計カード55枚110問(70x110mm)、追加ルール(予定)

じゃぱらん拡張

追加ランキング!

Japaran expansion 1

Additional ranking!

トリビア、クイズゲーム

プレイ人数 2~6人

プレイ時間 30分

推奨年齢 10歳以上

1,000円(税抜き)予定


ゲームデザイン

松井 佐知彦


イラスト・デザイン

わと


ルール

日本語

都道府県クイズゲーム、「じゃぱらん」の待望の拡張です。

年数が新しくなっているのはもちろん、問題の幅も増やし、今回は特に「1人当たりの消費量」の問題をたくさん取り入れました。

いろいろな問題がありますが、「餃子の1人当たりの消費量」の1~4位の都道府県は思い浮かぶでしょうか?

このゲームでは1位を当てると得点を少しもらえますが、大失点につながるペナルティチップも受け取らなくてはなりません。最も得点が高いのは4位です。うまく4位を当てて、トップになりましょう。

※このゲームを遊ぶには、じゃぱらん本体が必要です。長らく品切れでしたが、こちらの拡張の販売に合わせて少量再生産しております。

両面併せて、110問あります。

すべて新規、集計された年も(編集時点で公開されている)最新版にしています。

一部年代が古いのは「国税調査」を元にしていることが多いです。集計対象が膨大なせいか、集計結果が出るまで7年程度かかってるものもあります。集計してる人、大変!

発売日

2019/11/23(土) ゲームマーケット2019秋

外部リンク

play:game(日本語)

Board Game Geek(英語)

ボドゲーマ(日本語)

ゲームマーケット

デザイナーズノート

作者でもないのに、私(田邉)が書くデザイナーズノートってどないやねん。っていうお話なのですが、ディベロップ部分を一緒にやっているので、そのあたりを書きたいと思います。

また、今回の拡張に同梱しているルールは、私が作って、作者の松井さんに監修頂きました。そのあたりのお話も書きたいと思います。


さて、じゃぱらんの拡張はいつごろでしょうか。本体を発売したころじゃないかな。「拡張まだですか」って私が言ってた気がします(笑)いや、実際は私だけでなく、オリジナルの「都道府県ランキング」を御存じの方、ほぼ全員に言われた気がします。それくらい、いろんな統計情報を使ったランキングが面白かったんですね。

そのうえで、今回出すことになったのは、2018年後半~2019年前半まで私が私用でほとんど動けなかったので、秋に新作が絶望的だったんです。そこで、時間はかかるけど、作るのは難しくない「じゃぱらん」の拡張を今作っちゃおうという話になりました。

また、前回のじゃぱらんが「春」に出したんですが、その際に制約ができてしまってたんです。


それは、「撮影が秋~冬」だったのです!


何言ってるんだ!? ってお思いの方も多いかと思います。そしてクイズです。「なぜ、今回都合がよいのでしょうか?」

わかりましたか? それは、「前回は夏野菜・果物の写真が撮れない」ということです。

じゃぱらんを作り始めて、痛烈にわかったことなのですが、果物や野菜、魚には「季節」があります。取れる時期、取れない時期があるんですね。こんなにも手に入らないとは思いませんでした…(そりゃ冬にスイカは難しいよねって)

そんなこともあり、じゃぱらんには入れることのできなかった問題がいくつもありました。

それらが今回の季節なら入れられる、と。


ええ、そうです。じゃぱらんに使われている写真のほとんどが、その時、作者の松井さんと私で撮影して集めています。ものによってすごく難しいものは友人伝いや、有料の写真を使ったりするのですが、ほとんどが松井さんと私でかき集めます。「この後スタッフがおいしくいただきました」を地でやっております。もちろん、食べきれないので、友人ズにお助けいただいているのですが…

今回、1番撮影しにくく写真を提供いただいたのが、「操られ人形館」の常時さんから頂いた「野生の熊」です。いや、かなり昔になるんですが、常時さんから「撮影したぜ! これ!」って見せて頂いたのをよく覚えていて、その記憶でお願いしたら、使用を許可頂けたんです。その時の様子もかなり面白かったんですが、かなりプライベートに踏み込むので書けません(すみません) でも常時さんが命を賭して(言い過ぎ)撮影した写真、ぜひ見てください。

他にも写真ごとにエピソードがあるのですが(持ち家の敷地面積は私の実家だったり)、何時間話せばいいか分からなくなるので、割愛します(汗)


さて、ルールのお話に行きます。

こちらの「追加ランキング!」には、じゃぱらんを使った拡張ルールが入っています。

オリジナルのルールは「収穫量や分布」について、都道府県を当てるゲームですが、この拡張は、「1つの都道府県」について、上位にある産物を7つから当てるゲームになっています。

これは、自分の出身地についてもっと知ろう、という意図を込めて作っています。それくらい、「え、うちの地元、こんなのが特産なの!?」とか、「地元でめっちゃ食べてるw」(消費量)とか知ってほしいなと思って作りました。

正直、問題を一気に7つ使ってしまうので、問題カードの消費が激しいのですが、全部覚えることもできないのでちょうどいいかなと思いました。

準備がちょっと大変だったり、都道府県によっては、問題になるカードが7枚ギリギリだったりするのですが、うまく楽しんでいただけると嬉しいです。

とりあえず、テストプレイの場では、各出身地の人には好評でした。


最後に余談ですが、カードのヒントや回答が見えようが、気にせず遊んだらSNSにアップいただければなと思っています。勉強って感じではなく、「なんと、そんなものが」ぐらいで楽しんでもらえると嬉しいです。

おまけですが、田舎のじっちゃ、ばっちゃが産物については、めっちゃ詳しいことが多いそうです。