投稿日: Jan 18, 2021 1:39:46 AM
当科の福本正知 助教の論文“Effectiveness of cetuximab as preemptive postsurgical therapy for oral squamous cell carcinoma patients with major risk: A single-center retrospective cohort study”(Investigational New Drugs誌)がpublishされました!
https://link.springer.com/article/10.1007/s10637-021-01062-0
口腔がん1次手術後,病理組織学的に再発転移のリスクが高いと考えられる患者(major risk)患者に対する,preemptive(先制治療)としてのセツキシマブの有効性を示したものです。
当科で治療したmajor risk患者のうち,NCCNガイドライン推奨の術後治療施行群,非術後治療群,そしてセツキシマブ投与群の3群に分けて後方視的に解析したところ,
セツキシマブ投与群で他の2群よりも有意に5年生存率が優れることを明らかにしました。
open accessですので、ぜひご一読ください。