2024/08/05
モンゴル国内で医療支援を始めてから16回目となる今年は、2024年6月29日(土)から7月9日(火)の11日間をモンゴル国東部にあるドルノド県にて活動 を行いました。
今回で9回目の地方での活動の場所となったドルノド県は、ウランバートルから約700kmも離れており、今回の期間では飛行機が運航していなかったため、
舗装されていない道路を約12時間かけてバスによる移動となりました。
医療支援の活動概要は,ドルノド県立総合病院にて診療症例が31例,手術症例は20例で、ウランバートル内で2例を診察しました。
診療および手術は国立母子医療センターCLPチームと現地の口腔外科医ともに行い,手術内容は主に口唇裂・口蓋裂の症例でしたが、
その他の口腔顎顔面領域の疾患が2例ありました。大きなトラブルもなく無事終了することができました。
また、活動期間中に、当科主任教授の川又が地元のテレビ局(Jaran.mn)の取材を受け、我々の活動がテレビ放送されました。
今後も治療が安全に行えるよう、私たちの診断や治療技術を現地の先生方とともに共有し、引き続き支援を続けていきたいと考えております。
最後に,今回の医療支援活動にご協力いただいた吉田謙一郎学長,麻生好生病院長,麻酔科山口重樹教授,濱口眞輔教授,小松富恵看護部長をはじめ諸先生
方に心からお礼申し上げます。