2023/06/18
第47回日本頭頸部癌学会学術講演会(@大阪国際会議場)にて、当科から川又教授と俵藤助教が参加しました。
本学会で俵藤先生が「臨床病理学的に識別不能で予後不良な唾液腺由来の口腔扁平上皮癌を免疫染色で同定する試み」について口演発表されました。
この研究内容は口腔扁平上皮癌の中でも粘膜上皮由来と小唾液腺由来の2つの扁平上皮癌をマイクロアレイとRT-PCRで識別,明らかにして小唾液腺由来の扁平上皮癌が予後不良であることを報告した先行研究 (Int J Cancer) の続きです。粘膜上皮由来か唾液腺由来かを識別できるマーカー遺伝子の抗体を用いた免疫組織化学染色でハイスループットに検出できるシステムの構築を目指しています。