初期臨床研修歯科医募集について
見学を希望される方へ
COVID-19感染拡大を受け,見学生の受け入れをお断りさせていただいておりましたが,条件つきで受け入れを行うことになりました.見学をご希望の方は,臨床研修センターホームページをご覧いただき応募をお願いいたします.
お問い合わせに関しては随時受け付けております.お問い合わせはこちらまでお送りください.
初期研修医・レジデント(後期研修)募集
当講座では初期研修医(研修期間1年)・後期研修医の募集を行なっております.
自然豊かな栃木の地で,歯科医師としての第一歩を踏み出してみませんか?
また,当講座ではともに学び,ともに成長できる意欲的なレジデントも募集中です.一緒に専門性を磨きませんか.
また,当講座の週間スケジュールや年間スケジュール,研修医を終えた先輩の声やよくある質問を下記に掲載していますので是非ご参考にしてください.
週間スケジュール
年間スケジュール
当科では学会発表等も積極的に行なっております.活動の他に各個人で様々な学会に所属し,それぞれ認定医,専門医,指導医を取得しております.また,学会発表等も積極的に行なっております.講座の施設認定等の取得状況はHPの 「各学会の研修認定医取得状況」 を,各個人の資格取得や所属学会は 「スタッフ紹介」をご覧ください.
先輩たちの声
レジデント1年目 人見 雅代(2018年度臨床研修医,現在は学内助教として活躍中)
1年目研修は上半期は外来の配属でした.1対1で指導医とともに診療や処置の見学・介助を行い,徐々に抜歯等の処置を指導医の介助のもと経験しました.外来の業務は午前中は主に初診患者の問診や診断,再診の診療を行い,午後は外科処置が中心となります.症例も多岐にわたり,他の診療科からは歯科治療や歯性感染のスクリーニング,BP製剤開始前の口腔内スクリーニングや,周術期口腔ケアの全件介入依頼があり,全身疾患を考慮した治療方針の決定や,有病者の歯科治療を学ことができました.
下半期は病棟の配属になりました.指導医やレジデントの先輩とともに,入院患者さんの手術や処置,の全身管理を行いました.また,1年目から実際に手術室ではガウンを着て前立ちを経験しました.入院の症例は口腔癌,唇顎口蓋裂,外傷,炎症など幅広く,奥深い知識・手技が必要だと感じました.
2年目研修は3ヶ月ごとに,関連病院の口腔外科での研修・麻酔科研修・さいたま医療センター病理診断科での研修・救命救急研修を行いました.普段体験することができない現場であり,非常に勉強になりました.口腔外科との関連もたくさんあり,今後につながる,役立つ時間でした.
何が何だか分からないまま始まり,正にワンダーランドに迷い込んだ感じでした.
大変ですが,先輩先生方の丁寧な指導のもと,また仲間たちと切磋琢磨しながら非常に貴重な体験をすることができました.肉体的にも精神的にもきっと強くなることができると思います.
口腔外科に興味や目標があるなら,想像以上の体験ができることは間違いないと思います.
レジデント1年目 俵藤 俊暉 (2018年度臨床研修医,現在は学内助教として活躍中)
2年間の研修期間では,多くの臨床経験を積むことができましたが,1年目から学会発表の機会もいただけました.
まず,1年次には栃木県歯科医学会では「口腔扁平上皮癌の手術回避症例に対するRECISTによる治療効果判定の検討」を発表し,論文を投稿しました.2年次の千葉医学会では口腔科学会関東地方会「薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)に対する外科療法の臨床的検討」を発表しました.発表に向けて,ガイドラインや参考文献となる他の論文を読み込むことは,学生時代には経験のないことでした.また,疾患の勉強のほか,データを集めて,そのデータの解釈や考察をし,アカデミックな活動にも精力的に取り組みました.発表の準備は大変なことも多くありましたが,発表後の慰労会や,他大学との懇親会の開催等,楽しいこともありました.研修医の期間に学会発表だけでなく,自身で論文を投稿する機会はなかなかないと思い,大変貴重な経験になりました.
よくある質問
Q. 大変ですか ついていけるか心配です
A. ものすごく大変です.帰りも遅いです.カンファレンスも多いです.
ただ,私たちは一流を目指しています.獨協医科大学医学部口腔外科学講座では口腔癌治療,唇口蓋
裂治療を多く行なっています.若い先生でも努力をしていればチャンスが回ってきます.また,上級
医は頑張っている先生を見捨てることはなく,熱心に指導しています.
大変な分,他では経験できないことや知識,技量の向上が可能だと思います.
当講座は臨床研修医からレジデント,助教へ上がっていく先生が多いですが,大変でもこれに変えら
れるものはないと思い,日々頑張っています.
Q. 医局の雰囲気はどうですか 出身大学や年齢は関係ありますか.
A. 当講座には様々な大学出身の先生がいます.また,研修医でくる先生の年齢も必ずしも現役の既卒とは限りません.また,多国籍の臨床研修医の先生も研修を行なっています.はやく診療が終わった際にはみんなで飲みにいくこともあります.当講座は2グループに分かれて診療を行なっていますが,グループの入れ替わりのタイミングなどでは慰労会を行ったりしています.
Q. 女性でも働けますか.
A. 働けます.当講座では平成31年度臨床研修医で5名,令和2年度で1名の女性の研修医が在籍しています.また,助教以上でも女性の勤務医が在籍しています.
Q. 将来は開業を考えています.それでも入局できますか.
A. できます.当講座からも開業した先生,これから開業を目指している先生が多くいます.
また,所属学会の専門医や認定医なども多く取得できます.有病者の歯科治療や,埋伏の抜歯,小外
科手術の習得も可能です.多くの知識と技術と資格を持って開業を目指すこともできます.
Q. 休みはありますか
A. 獨協医科大学病院では,第3土曜日,日曜日祝日は休診日です.当直業務がなければ休みになります.
また,当講座では夏と冬に1週間ずつ休暇を取得でき,リフレッシュして頑張っています.
Q. 研修医はみんな寮生活ですか?
A. 現在,当講座の臨床研修医は6名在籍していますが,4人は寮生活で2人は近在(病院があるおもちゃのまち近郊)に家を借りています.寮は希望者が多ければ抽選になります.
Q. 大学院に興味があります.
A.現在,当講座では大学院6名在籍しています.当大学では社会人大学院制度も採用しており,臨床を行いながら研究を進めています.口腔癌や歯原性腫瘍を中心に多岐に渡って研究をしております.
大学院の詳細は,大学HP内の 「大学院医学研究科」 をご覧ください.
Q. 外来について教えてください.
A. 当講座の外来診療室はユニットは全18台でそのうち2台は個室になっています.個室では静脈内鎮静麻
酔での処置や,インプラントの埋入等の処置を行なっています.1日平均7名の歯科医師(臨床研修医
含む)と歯科衛生士が業務を行なっています.また,矯正歯科医が常勤で勤務しており,同じ診療室
内で業務を行なっています.1日の平均患者数180名程度で多い時では200名を超える日もあります.当
講座の臨床研修プログラムでは半年間の外来業務,症例のプレゼンテーションを行なってもらってい
ます.研修内容の詳細は大学HP内の採用情報ならびにこちらをご覧ください.
Q. 病棟について教えてください.
A. 口腔外科の病床数は21床で,ほぼ100%の病床率を保っています.入院患者さんの内訳は口腔癌や歯原
性腫瘍,嚢胞,外傷,炎症,智歯の抜歯をはじめとする小外科手術,有病者歯科治療など多岐に渡り
ます.講座の臨床研修プログラムでは半年間の病棟業務,症例のプレゼンテーションを行なっても
らっています.研修内容の詳細は大学HP内の採用情報ならびにこちらをご覧ください.
その他ご質問があればお気軽にご相談ください
メールアドレス:dkyomfs@dokkyomed.ac.jp