2022/07/23
当科の福本正知 講師のmini review “Diversity of the Origin of Cancer Stem Cells in Oral Squamous Cell Carcinoma and Its Clinical Implications”がCancers誌(2021 Impact Factor:6.575 )にacceptされました!
がん幹細胞(Cancer stem cells: CSCs)が様々な癌腫で発がんに関与することが示唆されていますが、さらに当科の川又教授を中心とした研究グループは、口腔扁平上皮癌においてCSCsの起源となる体細胞性幹細胞(Somatic stem cells: SSCs)の多様性に着目し、長年研究を続けてきました。その結果、CSCsがその由来となるSSCsによって少なくとも3タイプに分かれることを、これまで明らかにしています。本論文は、それらの研究成果も含め、口腔扁平上皮癌におけるCSCsの役割や発癌メカニズムに関わる仮説を論じたものです。
オープンアクセスですのでpublishされましたら、ぜひご参照ください。