投稿日: Oct 10, 2021 11:36:24 AM
2021年10月21日~10月23日にパシフィコ横浜にて開催された第59回日本癌治療学会学術集会にて当科の俵藤俊暉 先生が「口腔扁平上皮癌におけるp53機能異常スペクトラムと生物学的特性との関連」の題で口演発表され優秀演題賞を受賞しました.癌治療学会は医師,歯科医師,薬剤師,看護師など会員総数17,000人以上を超え,がんの予防や診断・治療に関わる調査・研究を行っている本邦でも最大級のがん学術団体です.発表内容は,口腔がんに限らずあらゆる腫瘍,がん種において高頻度に変異が認められるp53癌抑制遺伝子について,臨床検体を次世代シーケンサーにて変異解析を行い,検出された変異スペクトラム及びドライバー遺伝子を臨床/生物学的データとの関連について明らかにしたものです.