・以下の内容を印刷して、面接官は目を通した上で、できれば面接後に記入して下さい。ワードで作成する
1.あなたについて教えてください。
応募者さんの人柄について判断する材料になります。現在のスタッフさん、利用者様にとってプラスにはたらくようなスキルなどがあるかなど、今後求職者と良好な関係作りができそうであるかがポイントとなります。
人見知りや緊張しているといった意見が出てくることはプラスの作用と捉えます。
初回訪問時は患者様も緊張しているし、その中で節度ある対応が取れているか接遇面の観察になります。
その中で、第一印象をうまく作る努力ができるかは評価のポイントです。
自己紹介が止まらない人はアピールポイントがたくさんある反面、人の話を聞けない可能性があります。
上司との面談や利用者様との話で、自分の事ばかり話してしまう恐れもあり、きちんとクライアントのニーズに寄り添えるかの評価ポイントにもなります。
こちらの会社のアピールもほどほどにして、向こうがきちんと自社を調べているかも見るポイント。
2.今回の転職、面接を検討するに至った経緯を教えてください。(絶対聞く)
・Point:誠実に回答するかどうか
前職になにかしらのライフステージなどの変化や不満があるから転職するということは理解できているた上で質問します。
ネガティブな面を隠そうとして無理に取りつくろったりしていないかは観察しましょう。
第三者が聞いても納得するような転職理由であれば良いかとおもいますが、前職の愚痴を言う人(愚痴が止まらない人)だけは気を付けてください。
より良い職場づくりは目指していますが、誰の目から見ても100点満点の職場はこの世にはありません。前職に不満があって、愚痴ばかり言う方の特徴として
「当社でも同じ事を繰り返す」「仮に自分に問題があっても他責思考で、自身の変化ができない」
人である比率が高いです。こういった方は仮にやる気に満ち溢れた社内だったとしても、その雰囲気を一瞬で暗いイメージにしてしまいます。
マジで初対面の場でも愚痴を我慢できないような、不満を言いまくる人はどれだけ人不足でも、採用を見送ってください。
3.活かせる経験・スキル・実績について
自分の強みが理解できているか。ポジティブに捉えることができるか。看護師さんは人のできない事に目をむけるプロです。
それが自身に向く人も少なくなく、自身をどこまでプラスに捉える事ができる人か発信出来る能力があるかも評価のポイントです。
目的達成のための行動を具体的に話す事が出来るか(初回からお金交渉目的がメインな人は気を付ける!)
どのような仕事にも必ず「目的」があります。前職で目的を達成した実績があれば、その過程で取った行動を具体的に話すことで、目標達成志向の強さ・行動力・実行力をアピールすることが可能です。どんな職種であっても目的達成力がある人材は好印象です。
ただ「努力しました」と抽象的な伝え方をするのではなく、自分の働きでどんな成果が上がったのか、定量的にイメージしやすいかが評価の視点になります。
4.何か弊社に対して質問はありますか?
会社の情報収集を行い、仕事への本気度を確認します。
条件ばかり聞いてくる(給与や休暇などの希望)場合は、条件がもっと良い就職先があれば、すぐにそこに転職する可能性が高いです。
待遇や福利厚生ばかり聞いてくるのではなく、職場の実態(夜間のオンコール対応や患者の病態、営業範囲など)を聞いてくる質問の方が好感度は高いです。
5.残業や夜間のオンコール対応についてどれくらい容認できるか確認してください。
6.企業の理念やビジョンについてどう思うか
SNSやHPなどで情報を取っているケースは多いですが、当社の企業理念に共感し、一緒に成長していってくれる意思があるかは聞いてください。もし理念やビジョンがわからなければその際にお伝えし、感想を聞いてください。
以上の質問を面接中に織り込んでください。
面接は1人最大1時間くらいでお願いします。
面接時点で筆記テストのような接遇面での小論文形式
人の家に入る上で気をつけていることがあるか。思いや行動を
入ってから接遇面で大切なことは伝えていく。
〜訪問看護とは〜の勉強。
振り返りの時間をゆっくり過ごす。(1ケース20分ほど)
・訪問看護で実際にどんな支援がやりたいのか
ざっくり漠然とした内容でなくて、具体的な回答が望ましい。
「ゆっくりと患者と関わりたい」という回答はもう少し掘り下げる。
「看取りの看護」「ACP」「リハビリ」
・会社についての志望動機も聞く
SNS、HPの雰囲気を見てイメージを持って来てくれるのは高評価。
その中で、なぜ当社だったのか。
どこまで当社の知っていることを教えてもらう。