日時:2003年10月23日(木)
場 所:京都大学桂キャンパス 化学工学セミナー室(A3棟025号室)
<プログラム>
11:00 開会挨拶
11:00-11:10 自己紹介
11:10-12:10
「流動層内に投入した多孔質固体の乾燥特性」
静岡大学工学部物質工学科 立元 雄治氏
(講演要旨)
流動層乾燥は熱・物質移動速度が高く,高速度乾燥が可能であるが,流動化が困難な材料(スラリー状材料や比較的大きな材料)には一般に適用できない.そこで,流動化可能な粒子(流動媒体粒子)をあらかじめ流動化しておき,そこに被乾燥材料を投入する方法が提案されている.この方法により,スラリー状材料から比較的大きな材料まで,流動層乾燥が適用可能となる.本研究では,比較的大きな材料を流動媒体粒子の流動層内に投入した場合について乾燥特性を調べた結果について報告する.
12:10-13:30 昼食
13:30-14:30
「固体粒子間の流体力学的相互作用に関する研究」
琉球大学工学部機械システム工学科 原田 周作氏
(講演要旨)
固液二相流や微小粒子で構成される固気二相流では、近傍粒子の存在や運動に伴う周囲流れ場の変化が、粒子運動に大きく影響を及ぼすことが知られている。本講演ではこのような粒子間の流体力学的相互作用に関して、さまざまなアプローチによる研究事例を紹介する。
14:30-16:00 研究室見学 京都大学増田研・東谷研
16:00-17:30 懇親会
17:30 閉会挨拶