【作品名】
臨 十七帖
【学部学科名前】
法学部法律学科田倉優希
【書体】
草書
【原典】
十七帖 <二種> 東晋 王羲之
【意味】
着物をわずかに一端贈り、あいさつの言葉を述べる。
おしはかるにあなたのおそばを離れてから、
【書き下し文】
絲布の単衣 財かに一端を往り、致意を示す。
計るに足下と別れてより、
【選んだ理由】
「希」という字がかっこ良く、目に留まった。字の大きさや線の太さ、書き方に強弱があるところが魅力的であり、原典の字の配置が珍しいものだったため、ぜひ挑戦してみたいと思った。また高校で楷書の作品に多く取り組んできたため、他の書体の練習を積みたいと思ったから。
【自己紹介】
こんにちは。法学部法律学科1年の田倉です。作品の中で強弱をつけた書き方に注目していただきたいです。字のつながりを考え、思い切り、元気よく、流れるような筆運びをすることに苦戦しましたが、先生のご指導のもと苦手なスピード感のある書き方に挑戦しました。ぜひご覧下さい。