む え ん く よ う
無 縁 供 養
ほ う お ん こ う
報 恩 講
縁 の あ る 者 も な い 者 も
2 0 2 3 年 の ご 報 告
報恩講の時期とも重なるため、勤行は正信偈行四句目下、念仏讃 淘五で勤まりました。ご参詣賜りまして、誠に有難うございます。
住職の法話は、「無縁」とは無条件であること。自分が想定している範囲を超えたところからの命があるということを確かめる場として、無縁供養が今日まで続いているというお話でした。
前住職の法話は、イスラエル・パレスチナの紛争から信仰・信心について考えました。一神教は一つの神のみをこの私が信じる形。しかしこの私の信心というのは確かなものなのか、という疑問が残るといいます。仏教の信心は逆転しており、「そういう当てにならないこの私を、仏が信じている」。私たちは自分が気づくよりも先に、信じてもらっている存在だった、というお話でした。
お斎は、年に一度のオリジナルメニュー!いつもと違い精進料理ではないのですが、これがまたかえって新鮮でとても美味しかったです。普段はお肉を食べているのにこういう時は新鮮に感じるのって不思議ですね。
午後からの栄中学校吹奏楽部の演奏はとても活力のある演奏でした。アンサンブルコンテストに向けて頑張ってほしいですね。 4 年ぶりの演奏なのもあり、無縁供養に引き続きのご門徒さん、部員のご家族、近所のおじいちゃんおばあちゃん、興味のある小中高生など多くの方が聞きに来られました。10 月の栄地区探検に来た中学生たちも何人か自転車で駆けつけてくれていたみたいです。解散後はお客さんたちが自主的に椅子を片付けてくれたりと、驚きと喜びの一幕もありました。
そして、先に無縁供養参詣者に配る予定の紅白饅頭をうっかり配り忘れてしまったので、演奏後に部員の皆さんとお客さんにお渡ししたら、喜んで受け取ってくれました。
日足はすっかり短くなり、朝夕の冷え込みが身にしみるこの頃です。
さて、11 月 28 日は親鸞聖人のご命日。
ご命日を前に、光善寺では勤労感謝の日の午前 10 時から、親鸞聖人ご正忌報恩講(ごしょうきほうおんこう)・無縁供養(むえんくよう)が勤まります。
今回のお斎(おとき)は、オリジナルメニューです。孤食のお子様や学生・お年寄りに、安心食材でバランスの良い食事を安価で届けているボランティアのみなさんが、光善寺のお斎とコラボして、限定 60 食無料でご提供いたします。お手次以外の方も、ぜひ気軽にお参りください。
お食事のみの方も当日 12 時より差し上げますが、お斎食券優先・先着 60 食限りです。品切れの場合はご容赦ください。当日 10 時開式後、直接お斎食券を受取、お参りいただくか、お電話で受付いただくと確実です。お待ちしています。
合掌
2024 年 11 月 23 日(祝)
(土曜日 勤労感謝の日)
午前 10 時 より
会場 光善寺 本堂
服装と持ち物
平服、念珠、門徒肩衣(もんとかたぎぬ)
(お持ちの方のみ)
*上げ法事をご希望の方は、3 日前までに人数をご連絡ください。光善寺(0256-45-2475)まで
*当日は、開式 15 分前までに門徒会館内の窓口で受付を済ませ、本堂にお入りください。
*光善寺同朋の会会員の方は、外陣で、前住職と一緒にお勤めをします。
次第
午前 10 時 読経
かだ・あみだきょう・おんぎこれあり伽陀・阿弥陀経・音木有之
一緒に読みます。
上げ法事の方はここでご焼香ください。
午前 10 時 30 分 法話
(住職・前住職)
午前 11 時 20 分 讃歌
「しんしゅうしゅうか」「おんどくさん」など「真宗宗歌」「恩徳讃」など
一緒に歌います。
午前 11 時 30 分 勤行
しょうしんげ ぎょうしくめさげ正信偈 行四句目下
ねんぶつさん ゆりいつつ念仏讃 淘五「さんちょうじょうど」しだいさんしゅ「三朝浄土」次第三首
えこう がんにしくどく回向 願以此功徳ごしょうきのおふみ御正忌の御文
一緒に読みます。
午後 12 時 お斎
同朋会館 大広間でのお斎
今回はいつもとは違うオリジナルメニューで手作り料理をご提供いたします。
※お食事のみご希望の方
当日 10 時より
①光善寺同朋会館受付にて食券受け取り
②光善寺電話(0256-45-2475)で受付
( 60 食限定 品切御免)
12 時より光善寺同朋会館大広間にていただきます
午後 13 時 演奏
栄中学校吹奏楽部の演奏
コロナ禍でお休みしていた午後からの部が復活します。お勤め・お斎を終えられた方も、午後から聞きに来られる方も、ぜひ演奏をお楽しみください。