新潟県三条市矢田にひらかれて

豊かな自然と人々に育まれながら歩む浄土真宗のお寺です


光善寺は次のことを大切にします

勤行集を無料配布して「みんなで一緒にお勤めをすること」

帰敬式をすすめて「生きている今、法名(ほうみょう)をいただくこと」


どなたでも自由にお参りいただけるお寺でありたいと願っています

光 善 寺 と は

山 号 寺 院 名れいこうざん こうぜんじ霊光山 光善寺
住 職ささき のりお佐々木 憲雄
宗 派しんしゅうおおたには真宗大谷派
教 区 組にいがたきょうく だい15そ新潟教区 第 15 組
電 話 番 号0256-45-2475
メ ー ル ア ド レ スromjapsa@hotmail.com

浄 土 真 宗 の 真 宗 大 谷 派

本 尊あみだにょらい阿弥陀如来
本 廟 本 山しんしゅうほんびょう ひがしほんがんじ真宗本廟 東本願寺
宗 祖しんらんしょうにん親鸞聖人
経 典だいむりょうじきょう 大無量寿経
かんむりょうじきょう 観無量寿経
あみだきょう 阿弥陀経
じょうどさんぶきょうこの 3 つを浄土三部経といいます
称 名(念 仏)なむあみだぶつ南無阿弥陀仏

所 在 地・地 図

〒959-1107  新潟県三条市矢田1210甲TEL 0256-45-2475
新 幹 線 で お 越 し の 方JR上越新幹線「燕三条駅」から車 20 分
電 車 で お 越 し の 方JR信越本線「帯織駅」から徒歩 25 分、車 5 分
車 で お 越 し の 方北陸自動車道「栄IC」から車 10 分
しらさぎ森林公園・さぎの湯向かって左手
境内は約 40 台の駐車が可能

お 寺 の 設 備

全 館 冷 暖 房・全 席 い す 席

光善寺は、本堂も含めて全館冷暖房完備です。また本堂や同朋会館の大広間(客間)はフローリングになっており、全席いす席です。

ス ロ ー プ・車 い す

車いすをお使いの方は、同朋会館の出入口にあるスロープをお使いください。また室内用の車いすもございます。本堂や大広間、廊下にも段差がありません

駐 車 場(約 40 台)

境内は約 40 台の駐車が可能です。またお寺から南西、田んぼを挟んだ向こうの第 3 墓地にも駐車場があります。ぜひご家族ご親戚でお参りください。

中 学 生 か ら の 質 問


2023 年 10 月 6 日に、栄中学校の 1 年生が栄地区探検として光善寺へ来てくれました。その際いただいたご質問をいくつかご紹介します。

Q. 光善寺の敷地面積はどれくらいあるのですか?

A. 境内地は約 90 アール(約 9,000 平方メートル)あります。そのほか山林があります。


Q. 観光客が来られる事はありますか?

A.ほとんどありませんが、稀に時々来られることがあります。


Q. 観光客に来てもらうための PR 活動をした事はありますか?

A. 観光のための PR 活動はほとんどしていません。けれども PR できそうなことをいくつかご紹介します。


「山門の色鮮やかな彫刻」

「親子樫の木」

朽ち始めた親木を支えるように中央から若木が育っています。

「おこり地蔵」

おこり(瘧)とはマラリアのことであり、マラリアという病気が流行った時代に、患者の回復を願って造られた地蔵です。その石を削ってお湯に溶かして飲むとマラリアが治ると信じられていました。

「兵士が柱につけた刀や槍の傷跡」

戊辰戦争時に会津藩の兵が戦いの前夜に光善寺に泊まって、味方同士で組み合って練習した際にできた傷跡といわれます。

「東郷平八郎が書かれた書」

本堂にかかっている「霊鷲山」という書は、東郷平八郎が書いて光善寺へ送った記録が残っているもののようです。


しかし、ここは観光寺院としてはあまり機能していません。観光で来ていただくためのPRの代りに、お参りに来ていただくためのお声がけを常日頃からしています。


Q. 浄土真宗、真宗大谷派とは具体的にどのような宗派ですか?

A. 一般的には、浄土真宗は日本仏教のひとつであり、親鸞がひらいたといわれます。親鸞という人の名前は、歴史の教科書に出てくるかもしれません。どのような教えを大切にしているかというと、誰もがお念仏を申し、お念仏に育てられ救われていくというものです。真宗大谷派は浄土真宗の一つです。京都には西本願寺と東本願寺がありますが、京都駅から北にまっすぐ7分歩くとあるのが東本願寺です。そこが真宗大谷派の本山(本拠地)です。金閣寺のように金ピカではないけれど、実は立坪で言えば世界最大級の木造建築であり、非常に広いのが見所です。たくさんの人々が一度に集まっても、みんなでお参りできるように広く造られたそうです。もし機会があればお参りしてみてください。


Q. なぜ光善寺は矢田に造られたのですか?

A. 実は光善寺の記録は、二度の水害により 350 年より前のものが残っておりません。ですが口伝えによると、光善寺は元々長野県にあったようです。新田開発の機運に乗ってその村の一族ごと新潟に移住したそうです。水害に見舞われ小須戸に一時移住することもあったようですが、約 350 年前、当時矢田に残っていた真言宗の空き寺に入って現住職で 23 代目になります。その真言宗のお寺は、慶長 9  年( 1604 年)に建立されたといわれています。


Q. お参りに来た方に接するときに気をつけている事は何ですか?

A.ひとつは、「とりあえずお茶飲んでお菓子食べていってくださいね」と声をかけることです。現代人はみんな忙しいと思うけれど、だからこそ「こういう時くらい、立ち話も何だからゆっくりしていって」と伝えています。

もうひとつは、何事も丁寧に伝えることです。仏教は伝わってきた伝統をとても大切にしています。しかしその伝統的な言葉や作法というのは、現代に生きる私たちにとっては時に慣れなくて難しいものです。なので、伝統を大切にしながらも何事もできるだけわかりやすく伝えることを心がけています。

Q. 栄地区を「よりよい地域」にするためにどのような事を気をつけたらいいと思いますか?

A. では「よりよい地域」ってどんな地域だと思いますか?みんなはどんな栄地区にしたいですか?これには正解がありません。こう言ったら大人が喜ぶとか大人が怒らないとか、大人の顔色伺って正解を出さなければならないのでもありません。それぞれが考えている「どんな栄地区にしたいか」が共有できると、その方向性によって「では具体的に何をしようか」という話をすることができます。


アイデアを出してくれる人がいたとき「あ、そのアイデアいいね、私賛成!僕賛成!」って思った人がこの中に 1 人でもいたり、あるいは「それよりこっちの方がいいんじゃない?」と新しいアイデアを思いついて口に出してくれる人がこの中に 1 人でもいればどうでしょう。1 人でよりよい栄地区を目指すのはとても大変だけど、1 人より 2 人、2 人より 3 人で協力しながら小さなことからでも行動に移せます。よりよい栄地区にするには、周りの人と協力することが不可欠ではないでしょうか。


Q. 毎日の日課を教えてください。

A. お朝事と月参りです。お朝事は、毎日朝起きて、朝ごはんの前に本堂で短いお勤めをすることです。その際、本堂のお花の様子を見て整えます。月参りは、各ご門徒さんのお家に月 1 回訪ねてお仏壇(お内仏)にお勤めすることです。月参りに行くと、そのお宅のご家族とみんなでお勤めの本を一緒に読んでいます。ふりがながふってあるので、大人から子どもまで読むことができます。また午後になると、住職庭と山の草刈りをしています。


Q. 辛い思いをされている人にどのような対応をしていますか?

A. その時々で異なります。「とりあえずこうだ」というものはありません。なぜなら、この世に同じ人は 1 人としていないからです。また、私も昨日と今日と明日では違うからです。でもだからこそ相手の姿をよく見て、発する言葉をよく聞いて、どんなことをしているか、何を喋っているのか、何を思っているかを、よく見てよく聞いてよく考える必要があります。でも、これが結構難しいのです。日本に仏教を初めて伝えたといわれる聖徳太子は、多くの人を話を丁寧に聞いたことから、10 人の話を同時に聞いて、すべて理解する驚きの能力を見せた」という逸話が残っています。


Q. 光善寺の名前の由来は何ですか?

A. 光善寺がどうしてその名前になったのか、由来についての記録はありません。しかし文字を見ると「善い光」ですね。では「善い光」とは何なのでしょうか?


仏教では、光=「仏様の智慧(ちえ)」といいます。これは、すべての人やものを照らす光という意味です。普通、人間が考える光というのは必ず影を作ります。理科の授業でも、「光があれば必ず影が生まれる」と習うと思います。人間にも優れた「知恵」がありますが、「人間の知恵」は万能ではなくその恩恵を受けることのない場所や状況が必ずでてきてしまいます。


対して、「仏様の智慧」は影を作らない光、どんな人にも届く光だと言われます。なぜなら仏様は真実に目覚めた人だからです。

真実に目覚めるというのは、「人間の知恵」には限界があるんだなということに気づいて、「人間の知恵」の光では必ず生まれる影の下で、苦しみ続けている人から決して目をそらさないことです。言い換えれば、全ての人が苦しみから救われてほしい、と願いつづける人のことを仏様といいます。なので仏教では、願いも光であるといわれます。


仏教では「実は全ての人間の中に、仏と等しい願いが、備わっているんだ。ただその願いが隠れて見えなくなっているだけだ」と説きます。お寺は本来、みんなの中にある「仏様の智慧や願い」を見つけてください、と呼びかける場所です。その「仏様の智慧や願い」は、本当に自分を輝かす光に例えられて、いろんな光の中でも「善い光」とわれています。

お 寺 を 使 っ た 葬 儀・法 事

光善寺ではお寺を使って、お通夜・ご葬式およびご法事を行うことができます。


その際、お通夜・ご葬式およびご法事等の儀式は光善寺本堂を使って執り行います。また、ご遺体の安置および、ご遺族のご宿泊・子どもの休憩等が必要な場合は、和室( 8と 10 畳をお使いいただけます。ただしご遺体を安置する場合は、お寺はあくまで宗教施設ですので、必ず 1 人以上のご宿泊をお願いしております。ご宿泊は何名泊まっても 1 泊 1 万円です。最大 6 名分の布団をご用意できます。館内にある浴室(家庭用)や台所はご自由にお使いください。


飲食等は原則、ご自身でご用意ください。ただしご相談くださればこちらでご用意いたします。(最寄りのお店までは、コンビニエンスストアまで車で 3 分、スーパーマーケットまで車で 10 分です。)


光善寺を使ったお通夜・ご葬式およびご法事は、ご門徒以外の方でもご利用可能です(以下の条件をご確認の上、ご相談ください)。

①故人または喪主が

真宗大谷派帰敬式(おかみそり)受式済み

もしくは

②本人または喪主となる方が

真宗大谷派帰敬式(おかみそり)受式予定



その他詳細については、

光善寺(0256-45-2475)までお問い合わせください。

和室( 8 畳と 10 畳)


台所


掲 載 内 容 の ご 要 望

「光善寺の〇〇について知りたい」などのご要望、お待ちしております。

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