sigma

GSWには,sigma0, sigma1, sigma2, sigma3, sigma4が用意されている.それぞれ,0, 1000, 2000, 3000, 4000 dbar基準のsigma (密度 - 1000 kg/m^3)である.計算方法は,どれも同じで,absolute salinity (SA, 絶対塩分,単位g/kg)とconservative temperature (CT, 確定訳がないが保存水温と仮に呼ぶ,単位deg C)から,

sigma0 = gsw.sigma0(SA,CT)

と計算する.CAとCTは

SA = gsw.SA_from_SP(SP,p,long,lat)

CT = gsw.CT_from_t(SA,t,p)

で計算できる(下のようにして確認済み).ここで,SPはPractical salinity (実用塩分でPSS-78という規格で決まっている,単位なし),tはin-situ temperature (現場水温 ITS-90という規格で決まっている,単位deg C)pは圧力(絶対圧力 - 10.1325 dbar,単位dbar),longは10進数での経度で0~360でも-180~180でも可,latは10進数での緯度(-90~90).

確認のための計算