dill

pythonのセッションの全変数をディスクに保存，そして保存したデータから全変数を読み込むことができる．

基本的な使いかたは

import dill

dill.dump_session('my_session.pkl')

で変数を保存し，別なpythonセッションで

import dill

dill.load_session('my_session.pkl')

で変数を読み出すことができる．

ディスク容量を節約するために，保存するのが不要な変数はdillで保存する前に，

del 変数

で削除するべき．変数の一覧はpython session中でwhosで知ることができる．

見延の主な使いかたは、重い計算と投稿用の図の描画の２段階のスクリプトで、１回目の実行で計算結果を保存して、２回目以降はその結果を読み込むことで、計算をせずに図の繰り返しの調整を行うためである。典型的には以下のようにしている。

is_calc=True

if is_calc:

計算部分

....

del ...

dill.dump_session('my_session.pkl')

if is_calc==False:

dill.load_session('my_session.pkl')

is_calc=False # is_calc=Trueがdillで読み込まれるので、Falseを上書きする。

図の描画部分

if is_calc:

line への通知部分（解説はこちら）