平日のいろりでは,個々の課題(宿題を含む)に合わせた学びの時間があります。最近の子どもたちは,学びの時間が習慣化されてきているので自分から率先して取り組むようになっています。「わかる」「できた」が子どもたちの意欲ややる気を喚起したり自己肯定感を高めたりするので職員の手腕が大切になってきます。
子どもたちは,日頃,たくさんの音の中で生活をしています。今日は,身近な音を耳で聞いて何の音かを当てるゲームをしました。聞きなれている音でも改めて聞くと何の音か皆目見当がつきません。気持ちを落ち着けて,集中して聞く態度をゲームを通して学びました。職員も一緒に参加して,子どもたちと一緒に楽しく共有させてもらいました。
今日のおやつは,手作りフルーツパフェになり子どもたちも大喜びでした。美味しいものを食べる子どもたちの顔は,観ている職員も嬉しくなります。おやつ後は,職員が出題する〇✖ゲームになりました。①話を聞く②自分の意思を決定する③楽しむを含ませながら活動しました。意図的に職員は小さい声で話したりすることで,子どもたちの注意を一点に集中させるなどたくさんの仕掛けがあります。最後には,子どもたちが自ら考えた問題を出題するなどの盛り上がりが観られました。自分が即興で考え話すことの訓練に繋がりました。集団で活動するいろいろな実体験の中から,今日もいろいろな学びがあります。
いろりの洗面所横に,水耕栽培の水仙が先週からかわいらしい花を咲かせています。子どもたちの中に気付いた子がいて,「なんでここに花が咲いているの?」と素直な疑問を職員に問いかけています。今日は個別支援の後は,絵描き歌を全員で歌を歌いながら完成させて楽しみました。ここでもたくさんの「できた」「やれた」が,子どもたちの成長を後押しします。
今日は終日雨降りだったので,室内での集団遊びになりました。対抗戦の形をとりながら3種目の遊び(体験活動)を通して,子どもたちは決まりや約束事,協力する力などを自然と学んでいきます。結果として勝敗がつくので,負けてしまい悔しさや我慢する力も遊びの中で覚えていきます。職員のサポートが必要なお子さんも一緒に参加するのがいろり流です。今日も素敵な笑顔がたくさん観られました。
個々の個別支援(宿題を含む)の後は,いろりでは外遊びを推奨しています。意図的な集団遊びから遊具などを利用した活動等に,子どもたちは楽しみにしています。いろいろな動きや遊びをすることで,楽しさを存分に味わうことができます。これから花粉症のお子さんは,状況を観ながら外遊びに参加させていく予定でいます。
今日は,学校がお休みのお友達と一緒に昼食をお店で食べました。お店のメニューをみて実際に食べたいものを注文しました。お店の中での食事のマナーをしっかりと守りながらの楽しい昼食になりました。
身体を動かすことで得られる効果は沢山あります。お友達と関わることで,言葉や体の動かし方を覚えたり,表情やリズム感などの力を身につけたりすることができます。また遊びを通して得られる楽しさや成功体験は,「やってみたい」「遊んでみたい」という意欲や「自分にはできる」という有能感を高めます。 いろりの子どもたちは,日々遊び方も変容して楽しく活動しています。
創作活動は比較的簡単に楽しさを見出すことができるため,子どもたちの集中力を維持する練習になります。 これにより苦手な勉強をする際などにも,お子さまなりに楽しさや面白さを見出し集中に繋げやすくなります。 また、手先を動かすことも集中力を高めることに繋がります。 いろりでは,日々の療育活動に創作活動を積極的に取入れています。今回は,スパッタリング技法を使ったカレンダー制作とバルーンアートを紹介します。