日常生活の中での出来事の中からいろいろな例をあげて「こんな時にはどうしたらいいの?」と子どもたちに問いかけます。園,学校生活を楽しく過ごすためには,どうしてもお友達関係づくりが大切になってきます。子どもたちに解りやすいイラストを用意してことばで考えるソーシャルトレーニングをしました。真剣に考える子どもたちの様子を観ていると,いろりの子どもたちの成長が伺えます。
先週は突然の記録的な豪雨に見舞われて,子どもたちも室内活動が中心になりフラストレーションが溜まっていたと思います。日中は25度を超す真夏日が続いていますが,午後4時を過ぎるころには心地よい風が吹き始めます。外で思い切り走り回って遊んできました。久しぶりにポニー(馬)にも会い,ふれあいを楽しんだ子どもたちでした。
お友達との関わり方が苦手なお友達には,意図的に協働作業(学習)を取り入れています。社会性、チームワーク、コミュニケーションスキル等を身に着け ることを目的にしています。アイデアを共有することで、お友達の話に積極的に耳を傾ける力や共感力,他者を尊重するといった対人スキルを育てることに役立ちます。
いろりでは,身近な地域教材(遊具)等を積極的に活用しています。今,鉄棒に熱中しているお友達がいます。目標に向かって頑張る様子は,他のお友達にも良い影響を与えています。
いろりでは,常に子どもたちの可能性を伸ばすことに重点を置いています。子どもたちが直に触れる体験や経験が子どもたちの自己肯定感を伸ばす大きな要因になるからです。いろりの子どもたちは,いつも伸び伸びと活動に取り組んでいます。
今日は,みんなで大好きなお父さんに(父の日は第3日曜日)メッセージカードを制作しました。気持ちを込めて完成したカードは,お家に持ち帰っています。子どもたちなりに感謝の気持ちを精一杯表現したカードになっています。
いろりの子どもたちは,毎日宿題や個々の課題に進んで取り組んでいます。自分の力で「解った」「できた」をいろりでは,とても大切と考えています。周りのお友達に刺激をもらいながら,しっかりと課題に向き合います。当たり前のことを当たり前に!これがいろり流です。
集団活動(遊び)を通して,楽しさや面白さをしっかりと味わいます。それには,職員のスキルが要求されます。ちょっとしたゲームや遊びを取り入れることで,子どもたちの表現する力や集団活動の楽しさを満喫することができます。
いろりでの療育活動は,個別支援と集団活動(お友達との関わり方)に分かれています。個別指導は,個々の学校の宿題や抱えている課題克服(言語活動,手先訓練,歩行訓練 等)を目的にしています。意図的な集団活動は,遊びの中にいろいろな要素(ルールを守る,順番を守る,協力する,お友達を応援する,我慢する力を付ける等)が含まれています。途中でうまくいかずパニックになってしまうこともしばしばです。しかし,最近は耐性する力が身についてきた子どもたちも増えています。経験や体験は,成功・失敗に関係なく心の財産になり,将来の「生きる力」に繋がっていきます。一人遊びでは,決して身につくものではありません。いろりでは,いつもいろいろな活動を複合的に取り入れながら子どもたちの成長を後押ししています。
7月カレンダーの絵は,クラゲになります。個々のユニークな発想で,素敵なクラゲが完成しました。いつもいろりでは,個々の発達段階に応じて支援の過程が違っています。「みんな違ってみんないい」がいろりです。
午前中から来所している子どもたちと一緒に,水辺散策に行ってきました。猛暑日でしたが,時折,湖沼を吹き抜ける風がとても心地よいものでした。パン耳を持参したので,手から喜んで食べてくれましたが,大きな姿に子どもたちは怖かったようでした。
今日はいろり工作活動で,ペットボトルを利用しての手づくり風りん制作でした。色カラーペンやハサミ,タコ糸等を使っての活動でした。個々の風りんには,子どもたちの好きなイラストや絵画を描きました。完成した風りんを満足そうに持ち帰る子どもたちの顔が印象的でした。