いろり恒例のクッキングの日です。今日のメニューは,ヘルシーハンバーガー作りです。いつも通りに,三角巾・エプロンを着用しての作業になります。身支度や後片付けも療育の一環になっていて,いろりの子どもたちはとても上手になっています。ハンバーグの中にオカラを練り合わせて,体に優しくボリューム満点のハンバーガーの完成です。トッピングに,ジャガイモから手作りしたフライドポテト・ほうれん草コーン入りソテーが,いろりから提供されました。子どもたちの食べている顔を観ているだけで美味しさが伝わってきます。
いろり夏のおやつは,アイスやスイカ,また手作りのかき氷(業務用機器)など・・・夏ならではのおやつも提供されます。このスイカは,ご利用者様のおじいさまが自宅で収穫したものです。甘いスイカを子どもたちのために有難うございました。初めてスイカを食べられた子どもたちもいました。
今日は,2人1組になって大きなかき氷の絵画を制作しました。好きな水彩絵の具を使って,子どもたちの個性豊かな大きなかき氷が完成しました。
自然の中に身をおく経験をすることは,子どもにとってとても大切だと言われています。なぜならば、自然と触れ合うことで五感を鍛えることができるからです。五感を鍛えることで,子どもの直観力や危険を回避する力,生きていく上で必要な情緒的感情などが育まれます。いろりでは子どもたちの事故やけがを防止するために,すこし職員が手を貸しますが,必要以上のダメ出しはしません。森林の中は,強い日差しもなく快適な空間が拡がっていて,森林のマイナスイオンを沢山浴びながら思う存分大好きな水遊びを堪能しました。また子どもたち同士の協力し合う気持ちも自然と培われています。さらに,午後からの学習の効果も絶大です。
今日は,いろりの周りを利用してのまち探検の日です。3人の4グループを編成して,9か所のポイントを協力しながら見つけて歩くレクリエーション活動です。昨年度も実施しましたが,今年の子どもたちはお互いに協力したり話し合ったりと・・・・格段に成長しています。今までいろりで培ったいろいろな活動や体験が子どもたちを成長させていることにとても嬉しく感じました。またゴール後に,全員に冷たいラムネのご褒美が待っていました。①協力する②助け合う③交通ルールを守る 等,いろいろなことを遊びを通して自然と学んでいきます。
この夏休みもいろりでは,午前中は発達段階や特性に応じての個別支援学習を毎日積み重ねてきました。全ての子どもたちに習慣化されているので,いろりではいつもの様子になります。つまずきや間違いまた解らない課題等は,子どもたちが自ら職員に聞くことが多くなっています。これも子どもたちと職員の信頼関係がとても大切になります。個々の職員も真摯に個々に向き合っているからこそなせることです。