いろりでは個々の課題に沿った療育活動が毎日行われています。宿題など決まった課題以外のものは、主体的に子どもたちが取組みます。周りのお友達に刺激を受けながら子どもたちの自主性が育っていきます。
いろりの活動は、いつも変化に富んでいます。子どもたちの課題やニーズに合った内容で、子どもたち自らが意欲的に取組みます。いろいろな教材の開発や工夫が職員の資質向上にもつながり子どもたちの確かな成長へと繋がります。室内だけにとどまらず、いろりは外での体験活動にも力を入れています。個々の苦手な活動や保護者様の要望などにも即座に取組むのがいろりです。多様な療育活動を通して、子どもたちの可能性を常に伸ばすことを念頭に置いています。
今年も手作りのリースに挑戦しました。以前に子どもたちが拾っておいた木の実や松ぼっくりをカラースプレーで色塗りをした身近な材料を利用しました。リースに使った葛のツルは、職員が事前に近くの土手で採ったものです。今年は、葛のツルを星形に加工したものを使い、好きな材料を自分で選んで飾りつけをして完成させました。今年も個々の個性豊かな作品が誕生しました。ボンドが乾いたら各ご家庭に持ち帰るので、手作りリースを飾っていただけると子どもたちもうれしいと思います。また個々の課題(宿題・手先の訓練・思考力等)に対しての個別支援も、毎日継続して行っています。
昨日、来室しなかったお友達がクリスマスリースを制作しました。個性あふれるクリスマスリースが完成しました。自由時間には、子どもたち自らがいろりのクリスマスツリーを飾りつけしてくれました。お友達と関わりながら協力することを自然と身に付けます。
子どもたち個々の感性と色彩を生かして、オリジナルのクリスマスリースの完成です。
外は冬晴れの寒い一日でしたが、いろりの中は子どもたちの熱気で満ち溢れています。今回も子どもたちが協力しながら室内の装飾をしてくれました。いろりの誕生会は、いつも温かい雰囲気に包まれて進行していきます。職員からは、画用紙の仕掛けを利用した手作りクイズが出題されて誕生会を盛り上げました。もちろん手作りケーキ(2種類のブドウを使った生クリームケーキ)にも子どもたちは大喜びでした。
指先の感覚を磨き、多様な色・形・素材に触れることで自己表現の方法を学んでいきます。いろりの子どもたちは、とても発想力が豊かになっています。日頃から手先を動かしてお友達や職員の作品を模倣したりすることで、個々のもっている感性を磨いています。子どもたちの作品は、日々確かに進化していることは保護者の方々も実感しています。
明日のいろりクリスマス会に向けてのクリスマスカードづくりをしました。昨年は、職員が制作したカードを観て同じように作りましたが、今年は子どもたちの自主的な作業が多く観られ、この1年間の成長のあしあとが見て取れました。職員のプレゼン説明を聞き、カードづくりがスタートしました。これからも子どもたちの成長の様子に満足することなく、今後もいろいろな角度からの療育を模索していきます。
今年もいろりのクリスマス会がやってきました。前日に制作したクリスマスカードの交換! 子どもたちは、どのお友達のカードが自分にくるのか・・・興味津々でした。その後は、楽しみにしている恒例の手作りクリスマスケーキです。今年は、かわいい三種のケーキが提供されました。おやつが終わるころには、今年もいろりにサンタがやってきて、子どもたちにお菓子の詰め合わせ袋をプレゼントしました。2022年のクリスマス会も子どもたちの思い出の1ページに加わったことでしょう。
冬休み初日、いろりにG・Tをお招きしました。今年は、音楽に合わせた披露する「南京玉すだれ」と「マジックショー」の2本立てになりました。初めて見る芸能に驚く子どもたちの顔がとても印象的でした。マジックショーでは、途中飛び入りで参加するお友達もいて大盛り上がりでした。
いろりでは冬休みに入っても、子どもたちの生活リズムをしっかりと守っています。休みに入ると生活リズムが乱れがちになるお子さんが大勢います。いろりの朝は体操から始まって身体や脳の活性化を図ってから、午前中は、個々の宿題や課題に取組む個別支援が中心になります。ちょっとした子どもたちのつまずきにしっかりと対応することができるのもいろり職員の強みです。(元保育園・幼稚園・小中学校教員など経験豊富な職員がいます。)
夏休みに続きこの冬休みもミュージアムパーク見学に行ってきました。今回は、企画展「ときめく石」の展示を中心に見学しました。公共施設での集団行動ルールやマナーなどを守って見学することもテーマの一つになります。今回の見学では、子どもたちの言動にとても変化が観られ、夏休みの時以上にしっかりと見学することができました。体験活動は、いろりでの大切な行事の一つになります。
暖かな小春日和に誘われて、アスレチックのある公園に出かけました。最近、いろりの子どもたちの遊び方に変化が観られます。子どもたち同士がいろいろ相談をして、子どもたちの自主的な遊び方が企画されるようになっています。そばにいる職員も子どもたちのそんな会話のやりとりを聞いていると、とても嬉しく感じてきます。アスレチックで遊んだ後には、大縄跳びの練習をするお友達もいました。初めて大繩をくぐれたお友達の笑顔が、とても印象的でした。腹ペコで帰ってからは、クッキングの美味しいカレーライスが提供されました。トッピングには、玉子・ウィンナー・ポテト・チーズ・コーン・ブロッコリーの中から好きなものを選んで食べました。ほとんどの子どもたちがおかわりをして食べて大盛況でした。いろりでは、多様な方向から子どもたちの可能性を伸ばすことを常に実践しています。
2022年いろり最終日を迎えました。今日は、午後から全員で、自分のロッカーや用具箱・靴箱などの掃除をして、新たな気持ちで新年を迎える準備をしました。指示したこと以外にも子どもたちの自主的な活動がたくさん観られてとてもたくましく感じました。室内お楽しみ会では、事前にグループ分けをしておき対抗戦のかたちでのゲームを意図的に仕掛けました。お互いに協力して活動しないと、負けてしまうことになります。また勝ったグループを祝福できる気持ちを培ったり、負けた時の我慢(悔しさを抑える力)を覚えていきます。一人遊びでは、決して経験できないことを遊びの中に敢えて仕掛けるのがいろり流です。もちろん負けて我慢ができず悔しくて泣いてしまうお子さんもいますが、これも経験することで少しずつ変容することができていきます。終わった後のおやつには、手作りフルーツパフェ(アイスクリームのせ)が提供されて、子どもたちも大満足の様子でした。