すでにご紹介している通り,いろりでは色々な療育活動を組み合わせながら取り組んでいます。天気のよい日には,密を避けての外活動をしています。室内の活動だけでは限界があると感じているからです。もちろん室内活動も毎日,職員のアイディアと知恵で溢れています。
今日は「節分」です。自分の中の嫌な鬼(弱い部分)を追い出そうと職員の話を真剣に聞く子どもたち。今日は,牛乳パックを利用して全員が「節分の豆まき入れ物」を制作しました。個々の個性あふれる作品に仕上がり,各自お家に持ち帰っています。午後からは,春のような陽気に誘われてお山公園で,バランスボールを転がしました。傾斜面を大きなボールで駆け上がることで,とてもよい運動になりました。戻ってからのおやつには,節分の福豆が提供されました。
幼稚園が臨時休校になっているので,児童発達の子どもたちは,午前中からいろりに登所してきます。検温・消毒・手洗いが終わると,上着をハンガーに自分で掛けます。身辺整理もいろりでは大切に考えています。また今日のおやつは,アツアツ焼きおにぎり2個と好きな菓子になりました。香ばしい醤油の香りが,食欲をそそります。
立春を過ぎたとはいえ,関東地方は昨夜からの雪・・・まだまだ寒い日が続いています。また新型コロナウイルス(変異株)の感染拡大で,学校の分散登校や幼稚園・学校の臨時休校と心配なことが続いております。いろりの玄関には,職員の手作りひな人形と桃の花が来所する子どもたちを癒してくれています。若葉が芽吹く春が今から待ち遠しいですね。
いろりには児童発達のご利用者様から放デイの子どもたちまで,個々の発達段階に合った療育教材が沢山あります。またいろりの子どもたちがお話会や読書(絵本を含む)好きなのも納得です。「環境が人を育てる」いろりで,実践しています。
いろりでの学びの様子をご紹介します。いろりでは市販教材の他に,職員の手作り教材がたくさんあります。個々の苦手な部分の克服や手先の運動訓練等・・・子どもたちの興味・関心を引く教材がたくさんあります。午後からは暖かい陽気に誘われて,近くのお山の公園で身体を使って遊びました。
今日のおやつは,①ひき肉,もやし入り焼きそば②唐揚げ③デザートみかんでした。いろりでは,一人ひとテーブル(使用のたびに完全消毒)でのおやつになります。食事中は,できる限り「黙食」を目指しています。今日もおかわりをして食べたお友達もいます。午後は冷たい風が吹く一日だったので,室内活動(輪投げ・フラフープ跳び・リズム跳び・バランスボール・折紙工作 等)が中心になりました。
子どもたち(児童発達)は、絵を描くことが大好きです。今日は、「自分たちのつくった街で、おもちゃの車を走らせよう!」というテーマで共同絵画をしました。大きな模造紙いっぱいに、思い思いの想像力を発揮して絵を描きました。次から次へと子どもたちの想像力は止まりません。約束事を守って、お友達と一緒に制作活動をすることで「協力する」ことや「やり遂げた達成感」などを体験することができました。
太陽の陽ざしが、日に日に春を感じさせる季節になってきました。いろりの子どもたちは、外遊びが大好きです。お友達と一緒に遊んだ後は、楽しみなおやつの時間が待っています。身体を動かした後のおやつは、また格別に美味しく感じることでしょう。(今日のおやつは、アツアツ肉まん・菓子)
子どもたちの活動意欲は尽きることがありません。今日も沢山の活動で,子どもたちは元気に過ごしました。室内活動だけにとどまらないのがいろり流です。「楽しかった」が,いろりの活動の原点です。
午前中は,個々の課題に沿った個別支援,午後からはアスレチックのある公園に出かけて,いろいろな遊具にチャレンジしました。陽春の光を心地よく感じながら,気持ちの良い汗へをかいてきました。室内では,ラダを使ったリズム運動にマーカーコーンを使ってアレンジしながら楽しみました。
おやつ後に,久しぶりに土手に行って土手すべりを楽しみました。斜面をすべっては上り・・・の繰り返し。気持ちのよい汗をかいた運動になりました。児童発達のお友達に教えながらすべる放デイの小学生・・・遊びを通して,優しさや助け合うことを自然と学んでいるようです。
いろりの療育は,「知・徳・体」のバランスを常に念頭に置いています。子どもたちの個々の課題は,それぞれに違っています。限られた時間の中で,効果的な方法を常に模索しながら療育活動のマンネリ化,および固定化しないように努めています。