奨励賞:内規と選考要項
日本スラヴ学研究会奨励賞に関する内規
第 1 条(趣旨)
日本スラヴ学研究会は、若手と中堅の会員による研究を奨励するために、優れた学術書を受賞対象として、日本スラヴ学研究会奨励賞を設ける。
第 2 条(対象)
毎年 12 月末日を基準日とし、原則としてこの基準日以前 2 年以内に刊行された研究書を対象とする。
第 3 条(受賞者)
受賞者は原則として毎年 1 名以内とする。
第 4 条(推薦)
会員は対象期間内に刊行された著書について、1 人 1 点を推薦することができる。自薦、他薦いずれも可とする。推薦に当たっては 400 字程度の推薦理由を提出することとする。
第 5 条(選考委員会)
選考は、日本スラヴ学研究会賞選考委員会(以下選考委員会と略記する)が行う。選考委員会は会長、企画編集委員長、編集委員長、他若干名で構成し、うち一名を委員長とする。
会長、企画編集委員長、編集委員長以外の委員および選考委員長は企画編集委員会が指名する。
委員の任期は 2 年間とする。ただし会則第 8 条にある役員の再任に関する規定に従うものとする。
第 6 条(選考方法)
選考委員会は推薦された著書の中から受賞候補を決定し、企画編集委員会に報告する。企画編集委員会はこの結果を承けて受賞著書を決定する。
第 7 条(表彰)
総会において授賞式を行い、受賞著書の著者に表彰状を授与する。また選考委員会による講評を当該年度の『スラヴ学論集』およびホームページに掲載する。
2014 年 6 月 14 日制定
日本スラヴ学研究会奨励賞選考要項
1.(対象)
日本スラヴ学研究会の若手と中堅の会員が出版した単著の学術書(以下、著書と呼ぶ)を対象とする。
毎年12月末日を基準日とし、原則としてこの基準日以前2年以内に出版された著書を対象とする。
対象となる著書の著者は、原則として著書が出版された年の1月1日現在において満45歳以下の者とする。過去に奨励賞を受賞した者は対象外とする。
2. (推薦)
日本スラヴ学研究会会員は、対象期間内に刊行された著書について、一人1点に限り推薦することができる。自薦・他薦ともに可とする。推薦にあたっては、推薦理由を400字程度で記し(ホームページ掲載の書式を用いる)、事務局宛てに該当年の1月末までに提出する。
選考委員会はその判断により、会員からの推薦がなかった著書も選考対象に含めることができる。
3. (選考)
選考委員会は、推薦された著書につき、適時に選考会を開いて受賞者を決定する。
選考委員は、対象となる著書の著者が指導学生である(であった)場合は、当該図書の選考には加わらない。
4.(本要項の改訂)
本要項を改訂する場合は、選考委員会が改定案を作成し、企画編集委員会に提案して、その承認を受ける。
2015 年 6 月 6 日制定