会員の受賞 / Awards received by our members

このページでは、本会会員に授与された賞の情報をまとめています(肩書・所属はいずれも授与当時のもの)。過去にさかのぼって情報を更新して参りますので、掲載を希望する情報があれば自薦・他薦を問わず募集いたします。

2023/04/08


櫻井映子氏にリトアニア共和国から「リトアニアへの功労に対する武官十字勲章」を授与


本会会員の櫻井映子氏が、東京外国語大学をはじめとする日本の大学機関での長年のリトアニア語教育等の功績に対して「リトアニアへの功労に対する武官十字勲章」をリトアニア共和国大統領から授与されました。


Embassy of the Republic of Lithuania to Japan: Awarding ceremony for dr. Eiko Sakurai


2021 年春にリトアニア共和国大統領府における本勲章の授与が予定されましたが、コロナ禍により現地渡航ができなかったため延期され、2023 年 6 月 26 日(月)に、駐日リトアニア共和国大使館で授与式が挙行されました。

2022/06/23


豊島美波氏がチェコ科学アカデミー文学研究生会議でヴラヂミール・マツラ賞受賞


 本会会員の豊島美波氏が、チェコ科学アカデミーチェコ文学研究所が主催する文学研究学生会議 (Studentská literárněvědná konference 2022) にて、ヴラヂミール・マツラ賞 (Cena Vladimíra Macury) 最優秀賞(修士・学士の部)を受賞されました。

以下に、豊島氏からのコメントを転載いたします。


=====

 この度は、栄えある学会賞をいただき、大変光栄に思います。また、日頃からご指導いただいている日本スラヴ学研究会の先生方に、心より感謝申し上げます。

 本発表では、ヴァーツラフ・ハヴェルの二つの戯曲における、テクストの構造が織りなすリズムと作品の詩学との相関について明らかにしました。審査では、戯曲のリズム分析という手法が比較的新しいものである点を評価していただきました。学会では、審査員の名だたる先生方やチェコ人を中心とした参加学生との交流を持つことができ、大変勉強になりました。会場のオロモウツ・パラツキー大学は、緑豊かな歴史深い街で、初夏を過ごすにはとても心地よい場所でした。

 今後、発表内容を基にした修士論文をカレル大学に提出する予定です。これからも、チェコの大学と日本スラヴ学研究会という恵まれた環境下で、精進して参りたいと存じます。

=====

2020/06/22

加藤有子氏が日本翻訳大賞を受賞

本研究会会員の加藤有子氏が翻訳したデボラ・フォーゲル『アカシアは花咲く』(松籟社、2018年12月刊行)が第6回日本翻訳大賞を受賞しました。くわしくは日本翻訳大賞の公式ウェブサイトをご覧ください。

日本翻訳大賞公式 HP:受賞の言葉   加藤有子|『アカシアは花咲く』(デボラ・フォーゲル)第六回日本翻訳大賞

2019/07/31

加須屋明子氏にポーランド共和国からグロリア・アルティス文化勲章を授与

本研究会会員の加須屋明子氏がこのたび、ポーランド共和国と日本の文化交流に貢献された功績により、ポーランド共和国からグロリア・アルティス文化勲章を授与されました。

京都市立芸術大学:本学の加須屋明子教授がポーランド最高位の文化勲章「グロリア・アルティス」を受章

 

【加須屋明子】 

京都市立芸術大学教授, 専門はポーランドおよび中東欧地域を中心とした近現代芸術研究。京都大学哲学研究科出身。1989〜1991年ヤギェウォ大学哲学研究所美学研究室に学ぶ。2019年クラクフ国際文化センターThesaurus Poloniae助成。主要著書に『ポーランドの前衛美術-生き延びるための「応用ファンタジー」』創元社 2014年、『中欧の現代美術 ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー』(井口壽乃、宮崎淳史、ゾラ・ルスィノヴァーと共著)彩流社、2014年、『中欧のモダンアート ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー』(井口壽乃と共著)彩流社2013年など。主な展覧会企画に日本ポーランド国交樹立100周年記念 ポーランド芸術祭2019inJapan「セレブレーション―日本ポーランド現代美術展―」京都芸術センター、ポズナン芸術大学、TRAFO(シュチェチン)2019年、「タデウシュ・カントル生誕100周年記念 死の劇場―カントルへのオマージュ」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA 2015年、「転換期の作法 ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現代美術」国立国際美術館 2005年など。

2017/01/13

野町素己氏が日本学術振興会賞ならびに日本学士院学術奨励賞を受賞


日本スラヴ学研究会会員で編集委員の野町素己氏が第13回(平成28年度)日本学術振興会賞を受賞しました。授賞の対象となった研究業績は,「カシュブ語を中心とするスラヴ諸語の形態統語構造ならびにその通時的・地理的変化に関する類型論的研究」です。優れた研究成果をあげ、今後の活躍が特に期待される若手研究者6名に対して贈られる第13回(平成28年度)日本学士院学術奨励賞をもあわせて受賞されました。


https://www.jsps.go.jp/jsps-prize/ichiran_13th.html

http://www.japan-acad.go.jp/japanese/news/2017/011201.html