IPv6アドレスの例

2001:db8:85a3::8a2e:370:7334

AWSやGCPの試験問題ではIPv4が使われているが、IPAの試験ではIPv6に関する問題も出る。


[IPv6ヘッダ]

IPv4ヘッダは可変長(20オクテットに任意長のオプション)であったが,IPv6では40オクテットの固定長ヘッダになっている。


[IPsec]

PCからサーバに対し、IPv6を利用した通信を行う場合、ネットワーク層で暗号化を行うときに利用するもの。

IPsecの動作モードには、ホスト間でIPsec通信とトランスポートモードと、ゲートウェイ間でIPsec通信を行うトンネルモードの2つがある。


[リンクアドレス]

リンクローカルアドレス(link local address)とは、ネットワーク上で用いられるアドレスの一種で、その機器が物理的に直接通信できる範囲でのみ有効なもの。

IPv4では、「169.254.0.0」から「169.254.255.255」までのアドレス領域が、IPv6では「fe80:0:0:0:」で始まる領域(fe80::/64)が、リンクローカルアドレス用に予約されている。ルータなどの機器はこのアドレスからのデータを他のネットワークに転送できない。



リンク