IPv6アドレスの例
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AWSやGCPの試験問題ではIPv4が使われているが、IPAの試験ではIPv6に関する問題も出る。
[IPv6ヘッダ]
IPv4ヘッダは可変長(20オクテットに任意長のオプション)であったが,IPv6では40オクテットの固定長ヘッダになっている。
[IPsec]
PCからサーバに対し、IPv6を利用した通信を行う場合、ネットワーク層で暗号化を行うときに利用するもの。
IPsecの動作モードには、ホスト間でIPsec通信とトランスポートモードと、ゲートウェイ間でIPsec通信を行うトンネルモードの2つがある。
[リンクアドレス]
リンクローカルアドレス(link local address)とは、ネットワーク上で用いられるアドレスの一種で、その機器が物理的に直接通信できる範囲でのみ有効なもの。
IPv4では、「169.254.0.0」から「169.254.255.255」までのアドレス領域が、IPv6では「fe80:0:0:0:」で始まる領域(fe80::/64)が、リンクローカルアドレス用に予約されている。ルータなどの機器はこのアドレスからのデータを他のネットワークに転送できない。
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