[iSCSI(アイスカジー)]
ネットワーク上にある機器とSCSI接続してるっぽい気分でやり取りするための規格。
オンプレミスのサーバにStorage GatewayのVMをインストールし、AWSと接続する。次に、クラウドに保存したいデータをNFSやiSCSIといったファイルプロトコルを利用して、VMをインストールしたサーバに保存する。
[スケールアップ(Scale Up), 垂直スケーリング]
スケールアップは、システムの性能や処理能力を向上させるために、単一のリソース(通常はサーバー)の能力を増強することを指します。これは、既存のサーバーにCPUやメモリなどのハードウェアリソースを追加することで実現されます。
特徴:
一つの大きなサーバーを使用する。単一のリソース(CPU、メモリ、ディスク容量など)を強化する。通常は垂直方向の拡張とも呼ばれる。
利点:
管理が比較的簡単。特定のアプリケーションに対して効果的。
欠点:
特定の物理的な制約(サーバーの物理的な制限)により、限られた性能向上しか期待できない。コストが高くなる可能性がある。
[スケールアウト(Scale Out), 水平スケーリング]
スケールアウトは、処理能力を向上させるために、複数のノードやサーバーを追加することを指します。システムはこれらのノード間でタスクを分散させ、並列処理を行うことで拡張されます。
例えばインターネットから着信する要求を複数のEC2で分散したい時、ELBを使用。
水平スケーリングを行う際にはステートレスであることが要求される。
特徴:
複数の小さなサーバーを使用する。ノードを水平方向に追加する。通常は水平方向の拡張とも呼ばれる。
利点:
システム全体の性能を柔軟に向上させることができる。
特定の物理的な制約に対処しやすい。コスト効果が高いことがある。
欠点:
管理が複雑になることがある。いくつかのアプリケーションには適していないことがある。