若手地震工学研究者の会 第41回セミナー
■ 開催要項
日程: 令和4年9月10日(土) 〜 9月12日(月),11月7日(月),11月29日(火)
場所: 9月10日〜9月11日:ハイブリッド開催(長崎県長崎市およびオンライン)
11月7日,11月29日:オンライン開催会場: 出島メッセ長崎,Zoom
■ 見学会
端島(軍艦島),千々石断層
■ 幹事
梅田 尚子(竹中工務店)
栗林 健太郎(エイト日本技術開発)
溜渕 功史(気象研究所)
林田 拓己(建築研究所):幹事長
脇中 康太(熊本高等専門学校)
■ 発表(講演者(敬称略),講演題目)
特別講師
田中健路先生(広島工業大学)「2022年1月のトンガ海底火山噴火によって発生した火山性気象津波」
出水亨先生(長崎大学)「当たり前をどう伝えるのか?〜軍艦島からはじまった土木広報〜」
卒業発表 (60分)
林田拓己「若手の会で得たもの」
一般発表 (対面)
栗林健太郎「地震と津波の複合災害を想定した河口堰の解析事例」
脇中康太「地震による堤体内損傷程度の予測を目的とした被害事例分析」
久保久彦「MeSO-net観測点におけるリアルタイム震度時系列の特徴」
傅斌「重力式コンクリートダムで観測された地震動の加速度波形を用いたARXモデルによるダムの振動特性の推定」
植村佳大「中空断面RC橋脚に対するコンクリート充填補強策の評価」
松本雄馬「データ駆動型地震工学に向けたGANによる地震動時刻歴データの確率モデル構築」
長坂陽介「スペクトルインバージョンとその強震動シミュレーションへの適用についての検討」
藤岡光「レジリエンスを実装する橋梁の開発に関する研究」
平野史朗「確率微分方程式による震源時間関数のモデル化 part 2: 空間分布への拡張」
溜渕功史「深層学習による地震波検測の検討」
栗間淳「飽和土三相系モデルに基づく固体・流体間の相変化を考慮した地盤の液状化解析」
小阪宏之「拡散波動場地震動H/Vと微動H/Vの比「EMR」の理論解と観測の違いについての基礎的検討」
佐々木智大「高強度PC鋼棒をせん断補強筋とするRC構造の開発」
汐満将史「地震動の破壊力を測ることを目的とした簡易木造試験体の開発」
一般発表 (オンライン)
井上和真「2018年インドネシア・スラウェシ島地震の現地調査とIoTセンサによる橋梁のモニタリング」
仲野健一「九州・四国地域を対象とした南海トラフ地震動の評価と免震建物応答に与える影響の考察」
志賀正崇「微小せん断剛性率応力依存性によるセメンテーションが液状化強度に及ぼす影響評価」
宮本崇「ガウス過程回帰による地震動分布の即時評価」
染井一寛「2021年と2022年福島県沖スラブ内地震の強震動生成域モデル」
小林広明「2021年と2022年福島県沖スラブ内地震の震源過程:アウターライズ領域で形成されて沈み込んだ断層の再活動」
芹川由布子「住宅傾斜と住人の健康状態に関する考察および実験」
長坂陽介「2022年3月16日福島県沖の地震による相馬港での被害と臨時地震観測、微動観測」
後藤源太「最近取り組んでいること」
伊藤恵理「1944年東南海地震における被害地域のサイト増幅特性の再評価」
■ 総会
開催要領
日時:令和4年(2022年) 9月10日(土) 15:10~
場所:長崎県長崎市&オンライン(Zoom)
議事次第
1. 会計報告 (令和 3 年 11 月 3 日〜 令和 4 年 9 月 7 日)
2. 第40 回セミナー報告
3. 名簿および海外会員について
4. 第42回セミナー幹事団について(現幹事団より)
5. 令和5・6・7年度の事務局について
6. その他
配布資料
資料1 議事次第
資料2 会計報告
資料3 若手地震工学研究者の会名簿 (2022)
資料4 名簿 海外会員について
資料5 第40回セミナー報告
議事録
1. 会計報告 (令和 3 年 11 月 3 日〜 令和 4 年 9 月 7 日)
事務局作成の資料2をもとに令和4年9月7日までの会計報告が行われ,承認された.
2. 第40回セミナー報告
事務局作成の資料5を基に報告がなされた.
3. 名簿および海外会員について
事務局作成の資料3を基に会員名簿の共有がなされた.また,資料4を基に名簿および海外会員についての議論がなされた.
名簿に関しては,事務局が把握する必要のない情報 (住所生年月日の詳細・電話番号・ FAX 番号) を名簿から削減したことが報告され,
今後,会員の性別に関しても削除するという方向性が共有された。海外会員に関しては,資料4に記載の問題提議がなされ,
次期事務局への申し送り事項として,海外会員が生じた際の対応について議論していく方針が共有された.
4. 第42回セミナー幹事団について(現幹事団より)
第42回セミナー幹事長として,平野さん(立命館大学)が推薦され,承認された.
5. 令和5・6・7年度の事務局について
令和5・6・7年度の事務局長として,長坂さん(港湾技術研究所)が推薦され,承認された.
以上
(文責:文責:井上,植村,汐満,平野)
■ 記事
3年ぶりの対面でのセミナー開催となった.