日時: 平成17年9月10日(土)~12日(月)
場所: 新潟県長岡市
会場: 東泉閣(長岡市柏町2-3-11)
9/12 東京電力株式会社・柏崎刈羽原子力発電所
山田雅行((株)ニュージェック)
谷山尚(埼玉大学)
小田義也(首都大学)
羽田浩二((株)ニュージェック)
先名重樹((独)防災科学技術研究所)
大西良広((財)地域地盤環境研究所)
長郁夫((独)産業技術総合研究所)
川辺秀憲(京都大学)
平田直 先生(東京大学地震研究所) 『2004年新潟県中越地震はどんな地震で、なぜ起こったか?』
植竹富一 氏(東京電力) 『原子力発電所の地震の想定と耐震設計の考え方』 『平成16年新潟県中越地震による柏崎刈羽原子力発電所の建屋応答』
羽田浩二『地震モーメントと断層面積に関する一考察』
上半文昭『高架橋とバラスト軌道の連成挙動について』
西山誠治『地下構造物の応答震度法の微修正と地震対策工に関する考察』
小田義也『箱根火山の地殻構造』
庄司学『道路ネットワ-クの地震災害による機能損失評価』
新井洋『微動および中小地震記録から推定したK-NETおよびJMA小千谷の表層S波速度』
中村友紀子『2004年新潟県中越地震における被災直後の多くの家屋調査について』
一井康二『東南海・南海地震の津波対策への処方箋』
竿本英貴『粒子―流体系を対象とした可視化実験手法と数値解析手法の開発』
野津厚『群遅延時間ライブラリに基づく強震動評価手法について』
小野祐輔『ライフラインネットワ-クの冗長性について』
谷山尚『鳥取県西部地震の破壊過程-断層面上の応力の時刻歴変化について-』
吉村美保『住宅の耐震補強工事に関する居住者意識の調査』
山田雅行『フーリエ振幅と群遅延時間に着目した確率論的地震ハザード解析について』
一井康二『防災教育3部作の紹介』
後藤浩之『断層破壊動力学に基づく震源インバ-ジョン手法の安定な定式化』
渡辺和明『既設沈埋トンネルの耐震性に関する検討』
野口竜也『鳥取県境港市の地盤構造調査』
久世益充『2003年十勝沖地震のアスペリティ分布推定』
森川信之『三次元Q値構造を考慮した統計的グリーン関数法』
福島康宏『新潟県平野部の地盤データベースの構築と新潟県中越地震の地震動特性の面的評価』
長郁夫『CMG地震計を用いた広帯域アレー観測(つくば)により明らかになった拡張Henstridge法(位相速度解析法)の驚異の性能』
赤澤隆士『深発地震記録を利用したサイト増幅特性の簡易評価手法』
大西良広『木造建物の被害率曲線』
村田晶『本震・余震の組み合わせが木造構造物被害に及ぼす影響-2004年新潟県中越地震を対象に-』
川辺秀憲『想定東南海・南海地震の強震動予測』
秦康範『近年の地震災害時における電力供給量の特徴』
先名重樹『小千谷・川口町における地盤構造調査と浅部地盤モデルの検討』
日時:平成17年9月10日(土)夜
場所:東泉閣
参加者:25名
配布資料:
○ 議事次第
○ 若手地震工学研究者の会 会員名簿
○ 若手地震工学研究者の会 規約
○ 2005年若手地震工学研究者の会 会計報告
山田事務局長代理より会計報告があった。 今年度会費については事務局長よりメーリングリストで追って連絡がある。 会費15,000円を支払った方がいるが、誰が支払ったのか不明。事務局長に確認をとる。
第25回セミナー幹事に新井さんが任命された。
新規入会者(秦康範さん、吉村美保さん、後藤浩之さん、山口直也さん) の入会が承認された。
以上
(文責:川辺秀憲)
一般講演は15分/30分/1時間程度の発表.
ポスター発表は,夜,畳の上にポスター,OHPなど(形式自由)を広げての発表.
見学会として、東京電力株式会社・柏崎刈羽原子力発電所を見学した
その他,以下のように討論会が実施された.
日時:平成17年9月10日(土)夜
テーマ:被災直後における被害調査の必要性について
討論内容:
被害調査の目的
実現象の把握、学術的知見の習得
被害調査の使い道
将来の被害低減 ←→ 企業の売名行為?
被害調査の際の住民感情
将来のために歓迎 ←→ マスコミと同等
まとめ:
情報の共有が必要
自分のものは自分で準備して持っていく
現地の方(住民)とコミュニケーションを密にとる
被害調査の経験のないひとは経験のある人と行動する
日時:平成17年9月11日(土)夜
テーマ:性能設計
討論内容:
性能設計は安全性の向上を保証するのか
性能設計を導入することで何かいいことがあるのか
浜岡原発は東南海地震に対して大丈夫か
柏崎原発は将来発生する新潟地震に対して大丈夫か