[PasocomMini]Comm. to RasPi
「PasocomMini MZ-80C」とラズベリーパイ間でプログラムファイルの送受信ができるプログラムです。
ラズパイ3が必要です。
できること
・SDカードを抜き差ししないで済む。
・自分の作ったプログラムをPasocomMini の外に持ち出せる(EXPORT)。
・他人の作ったプログラムをPasocomMini に入れて楽しめる(IMPORT)。
・送受信ができるのはUTF-8のテキストファイルのみです。
・バイナリファイルには未対応です。
EXPORTの例
PasocomMiniとラズパイ3のGPIOコネクタをジャンパーワイヤでつなぎます。
SPI通信の機能を使います。
PasocomMiniがマスター。ラズパイ3がスレーブです。
使い方
PasocomMini→ラズパイへの転送
・ラズパイ側でpasomini.pyを実行する。
・PasocomMini側でspitusin.prgを実行する。
・メニューで2(EXPORT)を選択。
・読み込みたいプログラムファイル名を入力する。
・ラズパイ側にexport.txtというテキストファイルができあがります。同じ名前のファイルがある場合、強制的に上書きされますので注意。
・出力したテキストファイルにBOM(EF BB BF)が3バイトくっ付いてます。
ラズパイ→PasocomMiniへの転送
・import.txtというテキストファイルを用意します。UTF-8で保存します。改行はLFです。
・ラズパイ側でpasomini.pyを実行する。
・PasocomMini側でspitusin.prgを実行する。
・メニューで1(IMPORT)を選択。
・保存したいプログラムファイル名を入力する。同じ名前のファイルがある場合、強制的に上書きされますので注意。
・終了後、LOAD"ファイル名"と入力して確認してみる。
・LOAD後に「正しく読み込みされませんでした」とエラー表示されますが、気にしないでください。気になる場合は同じSaveで上書きすると直ります。
通信の仕組み
・最初にPasocomMini→ラズパイへ1バイト送信。「R」ならラズパイの読み込み。「W」ならラズパイの書き込み。
・続いて、256バイトずつデータを転送する。全部転送が終わるまで繰り返します。
・PasocomMini内部ではUTF-16でテキストを管理しています。1文字あたり2バイトです。
通信タイミング
クロックの立ち上がりでデータの確定。クロックの立下りでデータをリロードします。