[AVR]LCD AQM1248A
秋月の「AE-AQM1248」という128x48ピクセルのグラフィック液晶を制御する方法を紹介します。
ハードウェアのSPI機能を使わないでソフト的に制御します。
用意する部品は次のとおりです。
ATmega168/328マイコンボードキット
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-04590/
超小型グラフィックLCDピッチ変換キット(AE-AQM1248)
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gK-07007/
ブレッドボード・ジャンパーコード(オス-オス)(10cm)20本セット
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gC-05371/
ブレッドボードに差し込むために、変換基板付きのキットを購入しました。
液晶パネルの端子はピッチがかなり細かいです。ハンダ付けが難しいです。うまくハンダ付けできたかどうかはルーペで確認しましょう。自分はハンダ不良のせいで動作しなくて悩みました。
接続はVDDとGNDを除くと4本をつなぐだけです。
マイコンと液晶パネルは3.3Vで動かします。
Arduino用の基板は5Vで動かすように作られていますので、そのままつなぐと壊れてしまいます。そこで、基板上のPWR SEL端子の真ん中に直接3.3Vの電源をつなぎました。
これでもマイコンも3.3Vで動きます。フォントは自作のスモールフォントです。
1文字あたり4x6ピクセルのフォントを2倍に拡大して表示しています。
安全上、USBのモジュールとジャンパ類は取り外します。
グラフィック液晶なので、ピクセル単位で絵を描くことができます。
VRAM用に128x48/8 = 768 bytesのメモリを占有します。
Atmel Studio 6.2を使います。今回、Arduinoは使っていません。