[AVR]DIY KEYBOARD1

特徴

・NicoKeyboard(2007年)の無償公開版です。

・自作のPS/2キーボードです。

・インターフェイスはPS/2またはUART

・サイズは11×6cm。

・低価格なAVRマイコンで動作します。

・押せるキーは57個(最大64個)。

回路図

・8×8のキーマトリックスです。

DIN 6Pのピン配置

PS/2の通信タイミング

・信号はDATAとCLOCKの2本です。それぞれ信号線は場合によって入力と出力の向きが変わります。

・キーボード側の信号はコレクタ出力です。システム側にはプルアップが必要になります。

・CLOCK信号はH→L→Hで1ビット送信とします。CLOCK信号は常にキーボードからシステムに対して送ります。もし、システム側からCLOCK信号にLが出力されている場合には通信できません。

・DATA信号は「スタートビット(L)」→「データビット(下位から順に8ビット)」→「パリティビット(奇数)」→「ストップビット(H)」の順番で送ります。

・受信(システム→キーボード)時、システム側からDAT信号にLowが出力され、それがスタートビットとなります。正常に受信できた場合、ストップビットはLowにします。

・送信(キーボード→システム)時、キーボード側からDAT信号にLowが出力され、それがスタートビットとなります。

参考資料

「OADGテクニカル・リファレンス ハードウエア編 第4章キーボード」(oadghwd.pdf)

http://web.archive.org/web/20090815135508/http://www.oadg.or.jp/techref/oadghwd.pdf

基板CADデータ