[AVR]JUMBO LED Ver.1

概要

  • 巨大なドットマトリックスLEDを使ったプラットフォームです。

  • プロセッサはAVR。メイン用+サブ用=計3個使用。動作電圧は約3.3Vです。

  • 表示部は単色(赤色)LED 32x16dot 。LEDは5Vで点灯します。

  • ATARI仕様ジョイスティックを2つまで接続できます。

  • メモリカードからファームウェアを読み込んで起動できます。

  • 動作無保証/サポートなし(non supported)。

  • 製作: 松原 拓也。

写真

▲YOKOSHOT.bin(横スクロールシューティング)

▲PACPAC.bin

▲DEMO.bin(動作demo)

▲TENNIS.bin(二人プレイ用テニスゲーム)

▲swatch.bin(ストップウォッチ)

▲cntdown.bin(カウントダウンタイマ)

▲tetris.bin(落ちモノ)

▲spfight.bin(space fight)

▲spfight2.bin(space fight ver.2)

▲missile.bin(ミサイルコマンドもどき)

ブロック図

▲UARTを使って、ビットマップデータを一方通行に伝えます。通信速度は38400bps。1画面あたり64バイト。信号を変換してパソコンのシリアルポートから表示データを取り込むこともできます(capture.hspを実行します)。

部品リスト(ほぼすべて秋月で売ってます)

    • U1 : ATMEL ATTINY2313-20PU

    • U1 : 20pin ICソケット

    • U2/U3/U4/U5 : 74HC595 DIP(鈴商で売ってます)

    • U6/U7 : トランジスタアレイ(8chダーリントン シンクドライバ)TOSHIBA TD62083APG

    • U8/U9 : トランジスタアレイ(8ch高耐圧 ソースドライバ)TOSHIBA TD62783APG

    • U10 : ATMEL ATMEGA328P-PU

    • U10 : 28pin ICソケット

    • U11/U12 : 74HC165 DIP(鈴商で売ってます)

    • U13 : 7805相当 OUTPUT 5V/低損失三端子レギュレーター[5V500mA]TA48M05F

    • X1 : セラミック発振子(セラロック)コンデンサ内蔵タイプ 8MHz

    • X2 : セラミック発振子(セラロック)コンデンサ内蔵タイプ 20MHz

    • LED1-LED256 : LED赤色[5mm][30度]OSR5JA5E34B (15度だと視野角が狭すぎるのでNG)

    • CN1/5 : 3X2 PIN HEADER 2.54mm

    • CN2/CN3 : 3X1 PIN HEADER 2.54mm

    • CN4 : DC JACK 2.1mm

    • CN6 : SDカード・スロット

    • CN7/CN8 : Dサブ コネクタ 9P・オス(基板取付用Lタイプ)

    • RA1 : 集合抵抗4+1=5PIN 51K ohm

    • RA2/RA3 : 集合抵抗8+1=9PIN 5.1K ohm

    • D1/D2/D3 : DIODE

    • SW1 : タクトスイッチ

    • SW2 : スライドスイッチ/小型スライドスイッチ 1回路2接点 SS12D01G4

    • C1/C6/C8 : 電解コンデンサー100μF 25V

    • C2/C3/C4/C5/C7/C9/C10/C11/C12 : 絶縁型ラジアルリードタイプ積層セラミックコンデンサー0.1μF 50V

    • R1-R16 : 抵抗 510 - 330 ohm

    • R17 : 1.5k ohm

    • R18 : 10k ohm

    • R19 : 10k ohm

    • PSW1 : ポリスイッチ/リセッタブル・ヒューズ 0.1A (LEDへの過電流防止用)

    • 超小型スイッチングACアダプター6V1.8A(入力100V~240V) 内径2.1mm GF12-US0618

    • TR1 / トランジスタ2SC1815Y[60V150mA]

    • 2.1mm標準DCプラグMP-121M

    • 単3x6本 電池ボックス

    • バッテリースナップ(電池スナップ・Bスナップ)プラスチック製

    • SDカード(2GB以下 FAT16)

    • コイルスピーカ

    • 糸はんだ

    • A4ファイルケース(キャンドゥで売ってる「NEO 1.0 A4 L SIZE」317x253x27mm)

    • プラスチックナット+連結(6角ジョイント)スペーサー(10mm)セット

    • 3mmプラスチックネジ(7mm)+ナットセット

組み立て方法

▲LEDを取り付ける向き。16x16x2 = 512個のLEDを手作業で取り付けます。

▲左右の基板の間を、3本の線で平行につなぐ。

マイコンのセットアップ

  1. 基板を2枚作ります。片方の1枚にはMAIN CPUを搭載しません。

    1. 左画面に相当する基板裏のジャンパJP1をショートさせます。

  2. 基板をつなぎます。5V、GND、RX端子を接続します。

  3. サブCPU2個にHEXファイルを書き込む。ヒューズビットを設定する。

    1. MAIN CPUにブートローダーを書き込む。ヒューズビットを設定する。

  1. いったん、電源を切って、binファイル(たとえばdemo.bin)を書き込んだSDカードをスロットに入れる。

    1. プレイヤー1側にジョイスティックをつなぎます。

    2. 電源を入れる。

ジョイスティックの作り方はこちら

https://sites.google.com/site/yugenkaisyanico/atari_joystick

  • BIGLED2.COMP:プリント基板のCADデータです。「CADLUS X」で展開できるファイルです。

  • firm_maincpu.zip : MAIN CPU側のブートローダです。ゆきさん作の「MMCboot(LEDGAME用)」を改造して使っています。FAT16の容量2GB以下のみに対応。

  • firm_subcpu.zip : SUB CPU側のファームウェアです。

  • *.bin : MAIN CPU側のバイナリです。ブートローダで起動します。