・趣味でスーパーファミコンのカートリッジ基板を自作する試みです。
第2弾はこちら。
https://sites.google.com/site/yugenkaisyanico/diy-sfc-cartridge2
UV EPROM版
・8M bitのUVEPROMを搭載したカートリッジ基板です。
・基板はAパーツ(上半分)とBパーツ(下半分)が合体して段差を作ります。
SuperCICの書き込み
純正のCIC(Checking IC)は入手困難であるため、フリーで公開されているSuperCICを使用します。SuperCICはPICマイコンで動作します。PICKITやSnapなどを使ってPICマイコンに「supercic-key.hex」を書き込みます。
https://sd2snes.de/blog/cool-stuff/supercic
EPROM+SRAM搭載版
・8M bits EPROM/UVEPROMと256K bits SRAMを搭載したカートリッジ基板です。
・バッテリーバックアップに対応。セーブ機能の付いたゲームを開発できます。
・0x700000~0x707FFF番地をSRAMに割り振っています。
・通常の電源とSRAM用の電源を分離しています。動作時はSRAMは5Vで動作します。動作していない時は電池から3Vが供給され、内容を保持します。
・リセット信号がLowになると、SRAMへのアクセスをキャンセルします。
FLASH MEMORY版(4Mbits)
・容量2M x2 = 4Mbitsのフラッシュメモリを使ったカートリッジ基板です。2Mのフラッシュメモリを2つ搭載しています。0~0x3FFFF番地をCHIP0、0x40000~0x7FFFF番地をCHIP1に割り振ります。ロジックIC(74HC139)でデコードを行っています。
・EPROMは入手しにくくて値段が高いですが、フラッシュメモリは入手しやすくて安いというメリットがあります。紫外線で消す必要がありません。
FLASH MEMORY版(2Mbits)
2Mのフラッシュメモリを1つだけ搭載した例です。この場合、デコードIC(74HC139)は不要です。端子のROM信号をCEに直結します。