[FC]SFC→FCゲームパッド変換器

スーパーファミコン用のゲームパッドをファミコンに接続する変換器です。

上の写真は、別の機器に使いまわすことを考えて、配線の途中にDsub15pinコネクタを取り付けています。

材料

ファミコン用外部端子(15pin)延長ケーブル

スーパーファミコン用コントローラ延長ケーブル

切断して、メス型コネクタを使用する。NEOGEOのコントローラ用の延長ケーブルでも可。

切断して、コントローラの受け手側を使用。

回路図とタイミングチャート

スーパーファミコンのゲームパッドは初代ファミコンと同じ通信方法を使っています。そのため、5本の線をつなぐだけで変換器ができてしまいます。

一般的には1フレーム(1/60秒)の周期でP/SをHigh→Lowにして、ボタンの状態をラッチします。ラッチ後、本体側はCLK(クロック)を送信して、DATを受信します。

スーファミとファミコンではCLKを送る回数が違います。ファミコンは8ビットを読み取るのに対して、スーパーファミコンは16ビットを読み取ります。

ボタンの割り当てが違うため、操作に対しての反応が違います。

Yボタンを押すと、Bボタンとして反応します。

Bボタンを押すと、Aボタンとして反応します。

X/L/R/Aボタンは押しても反応しません。

ファミコンの外部端子です。端子が奥深くにあるので、Dsub15pinコネクタは刺さりません。

スーパーファミコン用ゲームパッドの受け手側のコネクタ。外装はメス型ですが、内部の端子はオス型になっています。