[SFC]SFC GAMEPAD DECORDER
スーパーファミコン用のゲームパッドをメガドライブ(ミニじゃない)に接続するアダプタです。
・メガドライブ用ゲームパッドを持っていないがスーパーファミコン用ゲームパッドを持っている、という場合に役立ちます。
・ゲームパッドの12ボタンのうち8ボタンのデータをメガドラに送信します。SELECT、Y、L、Rボタンは無視されます。
・メガドライブ3ボタンパッドと同じIC(74HC157)を使っています。
・回路はスーファミゲームパッドデコーダとメガドラのエンコーダの2つに分かれています。
・デコーダ側ではゲームパッドから出力された信号をシリアル→パラレルに変換します。
・デコーダの出力は次のとおりです。
ボタンOFF=ハイインピーダンス(切断した状態)
ボタンON=Low出力(通電している状態)
・エンコーダ側ではボタンの信号をメガドラに送信します。
・メガドライブのジョイスティックポートはATARI仕様と端子の機能がかなり違ってます。たとえば、7番ピンはATARI仕様ではBボタンの入力に割り振られていますが、メガドラではICを制御するための出力信号に割り振られています。
スーパーファミコンゲームパッドのデコーダとメガドラのエンコーダです。接続の組み合わせを自由に変更できるように、基板を着脱できるようにしています。
メガドラに接続した様子です。Dsub9pinコネクタはそのままだと衝突してメガドラに挿すことができないので、コネクタの両端をペンチで曲げます。
SGDKに収録されているサンプルプログラム「joytest」を実行した様子です。「3 button」と認識されています。
たとえば、Bボタンを押すと、「B」の文字が黒く表示されます。
ゲームパッドの検出する周期は約1/60秒(16ミリ秒)に設定します。このため、最大で1/60秒のタイミングのずれが生じる可能性があります。気になる場合はプログラムを修正して、周期を短くしてみてください。