京都市図書館で
『発達障害 うちの子、将来どーなるのっ!?』(かなしにゃんこ。著 2012年 講談社)を借りて一気に読了。
漫画なので読みやすいけれど、具体的で有用な指南書だと思う。
中学校から高校への選択肢や、社会にでてからの困難、企業が要求するのもの、などが取材とコメントでコンパクトにまとめられていて、本当にわかりやすい。おすすめ、です。
京都でも有名な大学には発達障害の人のための相談室が出来始めている。支援センターもある。ただ発達障害の人の支援に力を入れている公立高校はまだまだ少ないかもしれない。(実際には取り組まざるをえない現場も多いのではないだろうか、と想像するが。。)
最後の田中先生のコメント、いつもながら暖かい。支援者と相談しながらの生活障害の改善、いろいろなことを試してみながら、まわり道でも納得できる折り合いの付け方を探すこと。新しい自分や別の行き方の可能性を発見すること。本当にソレが大事だと思う。