※初めて参加される方は事前にこちらをご覧ください(「例会に初めて参加される方へ」)。
【第169回例会】
日時:2026年4月18日(土)14時〜17時30分
形式:対面を主としつつ、オンライン(ZOOM使用)を併用するハイブリッド形式
会場:大阪大学豊中キャンパス人文学研究科本館2階大会議室
テーマ:生成AIの「ポジショナリティ」を解剖する―歴史教育における批判的AI読解の方法と実践―
生成AIに「フランス革命の意義を1000字で書いて」と頼むと、整った回答が数十秒で返ってきます。人権宣言、バスティーユ、ナポレオン。破綻のない文章です。しかしそこに、処刑台と演壇を同列に並べたオランプ・ド・グージュの声はありません。パンが買えずに「自由は空虚な幻影だ」と叫んだサン・キュロットの怒りも、カリブ海で「奴隷制は永久に廃止される」と宣言したルヴェルチュールの言葉も、聞こえてこない。
AIの回答は、間違ってはいません。しかし、ある特定の「立ち位置」から世界を見ています。
今回の例会では、本研究会の世話役を務める古谷大輔(大阪大学)が、生成AIの回答を「ポジショナリティ」の観点から批判的に読み解く世界史の授業方法を報告します。南アフリカのアパルトヘイト、フランス革命、インド独立運動を題材としたワークシート教材を使い、AIが語る「整った物語」と、マンデラの法廷陳述やアンベードカルの告発、バガト・シンの獄中エッセイといった歴史資料に残る「生の声」を突き合わせることで、AIの「中立」の装いを解剖します。歴史総合との接続、具体的な評価方法、AIの進化に対応した「包摂の序列」分析など、教室での実践に直結する論点を扱います。
生成AIが「正解」を瞬時に出力する時代に、歴史を学ぶことの意味をどう再定義するか。高校教員・大学教員・学生の皆さまの活発なご議論をお待ちしています。
報告者:古谷大輔(大阪大学大学院人文学研究科)
コメンテーター:大橋康一(立命館守山中学校・高等学校)
参加希望者は、Googleフォームによる参加申込ページ(https://forms.gle/81kUmWZrDxQEJEMw7)より、事前の申込みをお願いします。開催週の金曜日(4月17日)までにお申し込みいただいた方には、開催日(4月18日)の午前中にミーティングIDとパスワードをお送りします。
※会場でのご参加を希望される方も、会場定員に基づく参加人数把握のために事前の申し込みをお願いします。(参加希望者が多数の場合、締切よりも前に打ち切らせていただく可能性がございます。)
【研究会からのお願い】
※研究会での質疑応答については、原則として対面の参加者を優先させていただきます。
※ミーティングIDやパスワード等の事前申込なき第三者への通知は固くお断りいたします。
※IDやパスワードはお申し込みいただいた方に研究会前日の夕刻までにお送りしています。もし深夜になっても届かない場合は、ご入力いただいたアドレスが誤っている、あるいはメール送信においてシステム上の事故が発生している可能性が考えられますので、お手数ですが研究会までお尋ねください。
※メールアドレスは正確にご記入いただき、また複数回の回答は避けていただきますようよろしくお願いします。
※本研究会からのメールが届かない事例があるとの報告を受けております。ミーティングID等を含むメールは本研究会のメールアドレスrekikyoken(a)gmail.com(スパム防止のため@を(a)と表記しています)からBCCにてお送りしておりますので、そちらを受信できるようにご設定いただきますよう、よろしくお願いします。
また、研究会にお問い合わせになる前に、 迷惑メールフォルダの確認をお願いいたします。
※みなさまに事前に資料をお送りする可能性がございます。つきましては、携帯電話のキャリアメールアドレスの記入は避けていただきますようお願いします。
【問い合わせ先】
古谷大輔(大阪大学大学院人文学研究科)
E-mail: rekikyoken[a]gmail.com
(※スパムメール防止のため、@を[a]に変更しています)